脳を若く保つには、探究心や冒険心などの知的好奇心が重要です。
人は好奇心を抱いているときに、ドーパミンが分泌されます。これが脳をいい状態に保ち、認知機能を担う脳を活性化する刺激を与えてくれるんですね。瀧 靖之 の 生涯健康脳 こんなカンタンなことで 脳は一生、健康でいられる! を https://t.co/EStcl3itfi
— 松下 一生 (@issei39) 2017年1月10日
興味関心を持つことで脳が活性化される
様々なことに興味関心を持つことで、脳内物質のドーパミンが分泌されて、脳が活性化される状態になります。
この時に、記憶力もアップすることが証明されています。
興味のないことは覚えられませんが、興味のあることは、難しいこと、量が多いことでも、しっかりと覚えることができます。
学校の勉強は覚えられないけど、アイドルの名前はたくさん覚えられるのも、そのひとつでしょう。
興味や探究心をなくしてしまったら・・・
もし、世の中のことに興味や探究心を持たなくなってしまったら、世の中のことはドンドン忘れていくことになるでしょう。
逆に、あれにもこれにも興味を持ち、新しいことをやっていけば、ドーパミンが分泌され、それが脳の栄養となり、認知症のような脳が萎縮して、記憶がなくなっていくことはないでしょう。
それは何歳になっても起こることで、脳は使えば使うほど進化していきます。
ボケない頭の使い方
同じ頭を使うにしても
- ボケる使い方
- ボケない使い方
- 頭が良くならない使い方
- 頭が良くなる使い方
があるのです。
車の運転がいい例でしょう。
初めは、意識的に
- 標識
- 歩行者
- 車
- ミラー
を見て認識し、それから
- 止まる
- 進む
- 曲がる
のかを、交通ルールを基に判断をして、意識的に
- アクセル
- ブレーキ
- ハンドル
を操作することになります。
かなり頭を使うことになります。
それを繰り返していると、同じような場面を見ると、反射的に、半自動的に体が動くようになります。
繰り返し行うことではボケない脳は作れない
脳は繰り返し行うことは、怠けてできるように、回路を短縮できるようになっています。
それは当然のことで、全てを意識的に脳をフル回転させて行っていては、頭が現実の流れについていけないでしょうし、脳が疲れてしまします。
いくら脳の訓練になると言って、音読や百ます計算などをしたとしても、 それを何度も繰り返して慣れてしまっては、脳の訓練にはなりません 。
慣れてしまっては、そこに
「考える」
という行為がなくなってしまうからです。
時には新しい挑戦が必要です。
脳に違う刺激を入れて、考えないといけない状況にしてあげるのです。
いつも百ます計算をしているのであれば、時にはテニスをします
いつもテニスをしているのであれば、百ます計算をしてみる必要もあります。
毎日ビジネス書を読んでいるのであれば、恋愛小説などの違うジャンルの本を読んでみるといいかもしれません。
旅行に行くのも良いでしょう。
知らない土地に行くことで知らない人に会って話したり、知らない場所に道を探しながらいってみたりすることで、様々な刺激を受けることになります。
ボケない秘訣は新しいことをすること
脳に普段とは違う刺激を与え、意識的に問題を作り、それを解決するために
- 考えるという作業を必要とさせる
のです。
- 頭を使うということは、考えるということ
です。
その新しい刺激があってこそ、「頭は使えば使うほど良くなる」と言えるのです。
毎日同じことの繰り返しではなく、意識して新しい刺激を、脳に与えていきましょう。
居心地のいい環境から飛び出してみる
快適な環境から飛び出た時に、脳はフル回転して成長します。
自分が限界だと思っているところから、少し外に出ることで体に新しい刺激が入ってきます。
脳がフル回転することや、体に新しい刺激が入ることで、それに適応していくようになります。
自分が一番下っ端になる、一番下手になるような高いレベルのチームや環境に身を置くことで、成長のスピードは速くなります。
レベルの高い人と接する
スポーツでも、強いチームに強い人が多いのは、強い人が集まってくるというのもありますが、レベルの高い人に常に触れることで、それが当たり前になるからです。
レベルの高い人の練習方法や、生活習慣が当たり前になり、同じ実力がついていくようになります。
仕事でも趣味でも生活でも、そのようなことを意識していると、自分を早く成長させることができます。
1年間で大学ノート100冊ものメモ
イグノーベル賞を受賞し、コーヒー博士として知られる廣瀬幸雄さんが、先日テレビで紹介されていました。
昔から様々なことに興味を持ち、
- 面白かったこと
- 新しく知ったこと
- なんでだろう?と思ったこと
などを大学ノートに書きとめていたそうです。
その数は、1年間で100冊にもなるそうです。
その好奇心が脳を進化させ、イグノーベル賞の受賞や、たくさんの発明をする結果につながっているのでしょう。
ヒラメキをすぐに形にする
- アイデアを活かせる人
というのは、
- ヒラメキを即行動に移せる人
のことです。
ヒラメキが消えてしまわないうちに、それを形にすることが重要です。
完成させることができなくても、たとえ中途半端になるとわかっていても、とりあえずやってみることです。
とりあえずやってみることで、ヒラメキはなくならずに、使えるヒラメキへと変化させることができます。
スケジュール帳に余白を作る
ヒラメキを行動に移せるような、時間を確保できるようにしておくことです。
スケジュール帳の余白が重要です。
スケジュール帳に、たくさんの空白の時間があることを、恐れないことです。
ヒラメキが少なくても形にできればいい
もし、今すぐ動けるような時間がなかったとしたら、必ずメモをします。
メモすることで、とりあえず形に残ります。
今は、ペンとメモ帳がなくても、スマホでメモがとれます。
スマホのボイスレコーダー機能を使うこともできます。
仕事のできる人というのは、たくさんのヒラメキを思いついているのではなく、少ないヒラメキでも、思いついたらすぐに形にできる人のことです。
脳を進化させているか?
脳の能力は、誰もそんなに変わらないと思います。
違いは、好奇心を持ってワクワクすることをして、脳を進化させているかどうかだと思います。
もし、好奇心を持って1年間に100冊もメモをしていたら、多くの人が同じような能力を発揮できるようになるでしょう。
脳にいろいろな刺激を与えて、進化させていきたいですね。