やる気と集中力を引き出す鍵は
- 時間計測
です。
楽しいことや嬉しいことをする時に、脳の中でドーパミンというホルモンが分泌されます。
それは、やる気や集中力、記憶力を高めてくれ、幸福感も与えてくれる、脳のご褒美と言ってもいいものです。
もし仕事や作業が、楽しいことや嬉しいことになれば、やる気と集中力は高まり、仕事のできる人間へと変わってくるでしょう。
やる気と集中力を上げる脳へのご褒美
そのためには、仕事や作業、家事をするときに、脳にご褒美があることが重要です。
やる気と集中を上げるに必要なのは、やる気と集中力をコントロールする脳へのご褒美なのです。
- でも、脳へのご褒美ってどうすればいいの?
- 自分へのご褒美として欲しいものを買うとか?
- 美味しいものを食べるとか?
もちろん、そういうものもあるかもしれません。
しかし、それを毎回していると、お金がかかりますし、食べ過ぎで病気にもなってしまうでしょう。
それよりも簡単で、お金がかからない方法があります。
時間を計る
それが、
- 時間を計る
ことです。
一つひとつの作業や家事で、時間を計って、自己ベストを更新することが脳へのご褒美になるのです。
「速くできた」
と認識できるのは、成長していると認識できることです。
「成長している」「挑戦している」こと
自分が成長していることを認識することで、脳は喜びます。
そして成長を目指している状態、挑戦している状態でも、脳は喜んでいる状態です。
スポーツ選手も、
- 自己ベストを更新した時
には成長を認識して、満足感があります。
- 自己ベストを目指している時
には成長を目指し、やる気と集中力が高まります。
ストップウォッチを押せば集中力が高まる
その
- 成長しているかどうか?
- 成長を目指しているかどうか?
を認識するために簡単な方法が、時間を計ることなのです。
それがご褒美となり、やる気と集中力を高めてくれます。
それが習慣になると、何か集中したいことがあれば、
- ストップウォッチを押せば集中力の高い状態
を作ることができるようになります。
時間を計るもう一つのメリット
そして、時間を計る事によって得られるもう一つのメリットが、
- 無駄がなくなる
ことです。
時間を計ると、
- どうやって今までやっていた作業や家事の時間を短くするか?
ということに、頭が働くようになります。
今までやっていた、無駄な作業が見えるようになってきます。
時間の制約があるから無駄が見える
時間の制約がなければ、いくらでも時間が掛けられるので、無駄がドンドン増えていきます。
収入が多いと、無駄な支出が増えますが、収入が少ないと、無駄な支出を削って収入以内でやりくりしていこうとするのと同じことです。
パーキンソンの法則というのがあります。
時間が増えれば増えるほど、無駄なことをして、増えた分だけ時間を使うことになります。
時間の密度を上げていく
時間の制約を作ることで効率が上がり、時間の密度が上がっていきます。
時間の密度が上がれば、他のことをするときにも、そのまま時間の密度が上がっていきます。
時間の密度が濃い人は、他の人が1のことをやっている間に5や10のことができてしまいます。
時間の密度が上がっていけば、同じ人生でも、いろいろなことを体験することができますね。