食事は好きか嫌いではなく、長寿か短命、健康か不健康という、長い目で見た基準で判断することです。
健康な生活をおくる上で、重要になってくるのが食事です。
人間の体は、食べたもので作られます。
食事が健康を大きく左右してきます。
その食事ですが、内容はある程度、自分で決めることができます。
そのため健康に高い価値を置いている人と、そうでない人とでは、内容が大きく違ってきて、結果、健康にも大きな違いが出てくるものです。
健康に高い価値を置いている人と、そうでない人の違いは、食事の内容を決めるときの基準です。
脳が好きな食事は健康的な食事ではない
健康に高い価値をおいていない人は、その基準は
- 好き
- 嫌い
になってしまいます。
当然食事は、人生の楽しみの一つですので、好き嫌いの基準で決めるのも大切なことです。
しかしその好き嫌いの基準での食事を、長期間続けると、病気になる可能性は高くなります。
脳は、血糖値が急激に上昇するものが好きです。
そのため「好き嫌い」の基準で食事を決めると、野菜が少なくて、炭水化物の多いものを好んで食べるようになってしまいます。
麺類であったり、丼ものであったり、スイーツや清涼飲料水などです。
これらは、血糖値の上昇を緩やかにする食物繊維が少なく、血糖値を上げる炭水化物が多いものです。
何も考えないと、こういうものが好きになるようになります。
誰もが想像できることだとお思いますが、このような食べ物や飲み物を長期間摂取し続けると、肥満になり病気になる可能性は高くなるでしょう。
健康にいい食事のレシピとは?
ではどのような基準で食べるものや、飲むものを決めていけばいいのでしょうか?
それは
- 長寿になる食べ物か?
- 短命になる食べ物か?
- 健康になる食べ物か?
- 不健康になる食べ物か?
などです。
長寿になる食べ物、健康になる食べ物は、おそらく誰もが知っていることでしょう。
野菜や海藻、きのこ類、果物などです。
ビタミンやミネラルが多く、タンパク質の多い食事です。
できるだけたくさんの種類のものを、バランスよく食べることです。
なにも難しいことではありません。
健康的な食事を選ぶ基準
そういうことは誰もが知っているのに、麺類や丼ものを食べ続けてしまうのでしょうか?
それは、食事を選ぶ基準が
- 短期的な好き嫌いになっているか?
- 長期的な健康か不健康になっているか?
でしょう。
どちらを選んでもいいでしょうが、健康になりたいと思っているのに「好き嫌い」で選んでいては、思うような結果は得られないでしょう。
もし健康に高い価値観を持っているのであれば、長い視点での基準をもって、食事を選んでいくことが大切ですね。