週一回でもいいので、運動をすることです。
健康のために何か運動しようと思っても、仕事があったり、忙しかったりして、なかなか運動する事ができない人もいるでしょう。
また運動しようと思っても、週一回しか運動ができないのなら、健康のために良い効果が得られないと思って、はじめから運動しない人もいるでしょう。
週1回運動すると、普段使わない筋肉を急に使うことになるので、筋肉痛や疲労がひどくなるので、避けている人もいるでしょう。
では、週1回しか運動できない人は、運動による健康効果は得られないのでしょうか?
運動しないほうがいいのでしょうか?
健康のために運動がおすすめと言われる理由
2017年1月9日にアメリカ医師会報(JAMA)の内科ジャーナル・オンライン版に発表された論文では、週末1回だけの運動でも、十分に健康への効果があると結論付けられたそうです。
40代以上の男女6万3591人を
- 週に何度か20~30分軽い運動をする
- 週末だけに少し強度の高い運動をする
- 全く運動をしない
というグループに分けました。
そして、それぞれの死亡率を比べました。
- 週に何度か20~30分軽い運動をする
- 週末だけに少し強度の高い運動をする
グループは、
- 全く運動をしない
グループに比べて、
- 死亡率は30%低い
- 心臓の病気だけに限ると40%低い
- 癌は18%低い
と報告されているようです。
これだけではいい切るのは難しいかもしれませんが
週末1回の運動でも、小分けにして運動するのでも、健康効果は十分えられる
ということです。
健康のための運動を効果的にするためには?
なかなか運動をする時間を、取れない人もいるでしょう。
しかし週一回なら、時間をとることはできるのではないでしょうか?
週1回では、健康効果を得られないといって諦めていた人も、運動をしてみてはいかがでしょうか?
そして一番考えていただきたいのは、健康になるための20分ほどの時間を、週3回取るのは、本当に難しいことでしょうか?
いくら忙しくても、健康を失ってしまっては、忙しくすることもできません。
健康より価値の高いものは、そうはないと思います。
まずは、週3回20分の運動の時間を確保してみてはいかがでしょうか?
健康のための運動の種類は筋トレがおすすめ
ウエイトトレーニングであれば、
- 1回20分
- 週3回
で十分な効果を得ることができます。
実際私も、ウエイトトレーニングは、30分程度の短時間で終えています。
集中してやれば15分もあれば、筋肉に十分な刺激を与えることもできます。
筋肉を増やし、理想の体型を維持することもできるでしょう。
健康によい運動量でする
逆に運動しすぎるのは、健康にとっては悪影響の方が多くなります。
マラソン選手が、筋肉が小さく少ないのは、明らかに運動のし過ぎです。
怪我をする可能性も増えてきます。
健康や体型の維持のために運動をするのであれば、高強度の運動を短時間にする方がいいでしょう。
その方が効率良く、健康を維持し、筋肉をつけることもできますね。