愛南町では
「全身がトロ」
と言われる
- 伊予の媛貴海
の養殖をしています。
ピンク色の身で、全身がトロと言われるように、本当に美味しい魚です。
テレビや新聞などで紹介されて、多くの人に認知されるようになってきているのですが、ではこの伊予の媛貴海は、どこで購入することができるのでしょうか?
実は残念ながら、まだ生産量が少なく、通販などで個人の人は購入することができません。
大手の百貨店などでは販売されているようで、購入ができるようです。
今後生産量が増えてくれば、通販などで購入できるかもしれません。
媛貴海は愛南町の取扱認定店で食べられる
もし伊予の媛貴海を食べてみたいのであれば、愛南町の認定店に行けば食べることができます。
取扱い認定店は
となっています。
生産量がまだ少ないため、行けば食べられるというわけではないので、行く前に必ず媛貴海があるかどうか確認してからのほうがいいでしょう。
媛貴海は市場食堂でも食べられる
愛南漁協の深浦本所の敷地内には、市場食堂というのがあります。
愛南びやびやかつおの料理が食べられることで有名で、全国から多くの人が訪れている食堂です。
市場関係者の人も多く利用するため、安くて美味しいものが食べられるのが特徴です。
見た目は本当に小さな食堂で、中も田舎の食堂といった感じです。
私も、2回ほど食べに行ったことがあります。
運が良ければ伊予の媛貴海を食べる事ができますが、運悪く食べられなかったとしても、新鮮で美味しいお魚の刺身や料理などを食べられるのでおすすめです。
伊予の媛貴海の読み方や特徴とは?
伊予の媛貴海は、
「いよのひめたかみ」
と読みます。
「愛媛の貴重な海の恵み」ということで、そのように名付けられたと言われています。
媛貴海はスマと呼ばれている魚です。
非常に数少ない魚ですが、愛南町では愛媛県や愛媛大学などと協力して、養殖した成魚から採卵して、さらに人工的に育てる完全養殖に成功しています。
もともと愛南町は全国でもトップクラスの魚の養殖の産地です。
そのため、養殖するための設備やスキルというものがありました。
養殖されたスマの中でも
- 重さが2.5キロ以上
- 脂質の含有量が25%以上
という規格基準をクリアしたものが、伊予の媛貴海として出荷されるようになります。
また出荷するときも、高機能アイス(雪状塩水氷)といものを使うことで、鮮度を維持できるようになっています。
このような取り組みなどにより、高級食材としての地位やブランドを獲得していきました。
まだまだ食べられる機会は少ないですが、今後生産量が増えていけば、全国へ広がっていく愛南町の特産品となっていくことは間違いないでしょうね。
愛南町ではこの伊予の媛貴海以外にも
- ホタテよりも美味しいと言われるヒオウギ貝
- 地元でしか食べられないびやびやかつお
もあります。