上腕三頭筋を自重でトレーニングできるリバースディプス。
上腕三頭筋は、上腕の3分の2を占める筋肉です。
腕を太くしたいのであれば、二頭筋よりも三頭筋を鍛えるほうが効率的です。
リバースディップスは足の位置などを変えることで、負荷を簡単に変えることができます。
その人にあった刺激を、三頭筋に与えることが簡単にできるのです。
そのため初心者だけでなく、ある程度トレーニング歴の長い人も、リバースディップスを取り入れています。
そんなリバースディップスのやり方ですが、通常はベンチや椅子などを使ってトレーニングします。
ところが、中にはプッシュアップバーを使ってリバースディップスをしている人もいます。
なにか、プッシュアップバーを使うメリットは有るのでしょうか?
そこでリバースディップスをプッシュアップバーでトレーニングするメリットについて紹介いたします。
リバースディップスをプッシュアップバーでするメリット
ベンチなどを準備しなくていい
リバースディップスをするときには、ベンチを使います。
椅子でもできますが、座面の幅が狭いことが多いので、その場合は2つ使わないといけなくなります。
また負荷を上げるために、足をのせて行う場合は、ベンチなどの台を用意しないといけなくなります。
手を乗せる部分と足を乗せる部分の距離が重要で、ちょうどいい距離に置く必要があるのです。
少しズレると三頭筋ではなく、肩などの他の部分に効いてしまうことになります。
この
- ベンチや椅子を用意する
- ちょうどよい距離にセットする
というのが、結構面倒くさく感じます。
ところが、プッシュアップバーを使うと、床に置くだけでリバースディップスをすることができます。
また、脚も体と同じ高さの位置にありますので、しっかりと負荷がかかります。
足を台などに乗せる必要もありません。
負荷の調整は、足の位置を移動させることでできてしまいます。
この手軽さがいいのです。
手首に負担がかからない
ベンチや椅子などを使ってリバースディップスを行うと、体を降ろしたボトムポジションで、手首に大きな負担がかかります。
手首が固い人は、大きなストレスとなるでしょう。
プッシュアップバーを使うと、手が横向きになりますので、ボトムポジションでも、手首に負担がかかりません。
手首の固い人でも、リバースディップスの筋トレを行うことができます。
肘が広がらない
リバースディップスのときに、三頭筋に負荷をかけるには、ボトムポジションのときに肘が開かないようにしなければいけません。
肘を真後ろに曲げるようにします。
ところが初心者は、それができない人もいます。
プッシュアップバーを使えば、掌が内側を向きます。
そのままリバースディップスをすれば、肘が開かず、真後ろに曲げることができます。
初心者は、この形を覚えるためにも、プッシュアップバーを使ったほうがいいでしょう。
プッシュアップバーは低価格
- ベンチなどを用意しなくていい
- 手首の負担が少ない
- 肘を開かずにトレーニングできる
このように、プッシュアップバーを使ったリバースディップスのメリットがあります。
このプッシュアップバーは、リバースディップスだけでなく、文字通りプッシュアップ(腕立て伏せ)に活躍してくれるアイテムです。
可動域を広げたり、手幅を自由に変えたりできるものです。
価格も1000円台で購入できます。
非常に低価格ですので、特に筋トレ初心者にはおすすめのアイテムです。
自宅でトレーニングしているのであれば、揃えておきたいアイテムですね。
私の場合はチンニングススタンドを使って行っています。
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腕を太くするには、力こぶの上腕二頭筋ではなく上腕三頭筋を鍛えるほうが太くなります。
上腕三頭筋は上腕の3分の2を占める筋肉だからです。
リバースプッシュアップで上腕三頭筋を鍛えましょう。
自重トレーニングで上腕三頭筋を鍛えるトレーニング方法は他にもあります。
詳しくはこちらを参考にしてみてください。
自重トレーニングも素晴らしいトレーニングなのですが、やはりダンベルなどのウエイトを使うことで、上腕三頭筋への刺激を変化させることができます。
その事により、より効果的に上腕二頭筋を鍛えることができます。
自宅でできるダンベルを使った上腕三頭筋のトレーニングを紹介しています。
参考にしてみてください。