優勝するには、
- 優勝するという目的
を持って、チームが一丸となり、一日一日、
- 今日の試合に勝つ
という短期の目標を持って努力した成果でしょう。
また、その目標を達成するために、日々の努力の目標、
- 素振りを毎日する
- 週3日ウエイトトレーニングをする
- 毎日ランニング10キロする
を達成してきた結果でしょう。
このように目的や目標を立てることによって、大きな結果を残すことができます。
これはスポーツに限らず、仕事や人生についても同じことがいえるでしょう。
では、目的や目標というのは、どのように設定していけばいいのでしょうか?
目的と結果目標と努力目標
目的や目標といっても、結果目標や努力目標、短期、長期などがあります。
目的
まずは目的を設定する必要があります。
目的は
- 最終的に成し遂げたいこと
です。
といっても、
- プロ野球選手になりたい
- 甲子園で優勝したい
- 地方大会で優勝して甲子園に出場したい
- 地方大会で勝利したい
など、その人の状況や、どの時点が最終的なのかは、大きく違ってくるでしょう。
大きなものを目的として設定するのですが、
- あまりにも現実離れしたもの
- 大した努力なしに簡単に達成できるもの
では、あまり意味がないでしょう。
- しっかりと努力をすればなんとか実現出るもの
を目的としましょう。
結果目標
目的が設定できれば、もう少し短い時間での結果目標を立てる必要があります。
やはり、遠くの目的地に行くためには、
- 途中で道を間違えていないか?
- 手段を間違えていないか?
などの、確認をしながらいかないと、遠くの目的地へたどり着かなかったり、時間がかかり過ぎたりしてしまいます。
- 甲子園に出場する
という目的を設定したのであれば
- 地方大会で優勝する
- 地方大会で1回戦勝利する
- 練習試合で前年優勝校に勝利する
- 打率を3割にする
- バント成功率を100%にする
など、
- 目的を達成するにはどのような結果を残す必要があるか
の結果目標を設定します。
長期的な目標もあれば、短期的な目標も全て思いつくものを設定しておくようにします。
短期の目標は、その確認をしたり、達成したりすることで、目的や長期目標を達成するためのモチベーションを維持することにもつながります。
努力目標
結果目標ができたら、その
- 結果目標を達成するためには、どんな努力をしなければいけないのか?
という努力目標を立てます。
- 素振りを毎日1000回
- ウエイトトレーニング1時間を週3回
- プロテインを1日2回摂取
- 毎朝体重を測る
- 礼儀正しく挨拶する
- 毎日10キロランニングする
などなど、
- 目標を達成するために必要な努力を目標
とします。
結果目標というのは、達成できるかどうかわかりません。
努力しても、様々な要因で達成できないこともあるでしょう。
しかし、この
- 努力目標は自分次第で、必ず達成可能
です。
努力目標を達成することで自信ができる
努力目標は、自分をコントロールすることで、全てが必ず達成できます。
達成できなかったということは、自分が怠けていたということです。
スピードスケート金メダリスト清水宏保さんは、お父さんが亡くなった日も、ランニングをしたそうです。
ここまでしなくても、多少の困難があったとしても、努力目標は自分次第で達成可能です。
そして、この努力目標を達成することによって、自信ができてきます。
- これだけの努力をしてきた
という自信です。
努力目標を達成したら見えるようにする
努力目標を達成した時には
- シールを貼る
- 丸をつける
- チェックマークをつける
などの目に見える形で残しておくといいでしょう。
また、このシールを貼る、丸をつける、という行為が脳へのご褒美となり、それを続けるモチベーションとなります。
その努力目標を達成していながら、短期目標が達成できない場合は、努力目標の内容を見直す必要があります。
効率が悪いやり方だったり、効果の無いやり方だったりするものを、変更していく必要があるでしょう。
というのでは、それを達成するのは難しいでしょう。
しっかりとした具体的な
- 目的
- 長期の結果目標
- 短期の結果目標
- 日々の努力目標
を立てることで、それを達成できる可能性が高まりますね。