ホームセンターでよく見かける商品を作っている、アイリスオーヤマという会社があります。
業績が右肩上がりの伸びている会社です。
そのアイリスオーヤマでは、パソコンに関する、ある決まりがあります。
それが
- 自分のデスクでのパソコン作業禁止
- パソコンを使うときには共有パソコン
- 使用時間は1回45分
- 1回使ったら15分休憩
ということです。
現在では45分というのは撤廃されて、スタンディングデスクにパソコンを置いて、立ったまま作業をするそうです。
立ったままなので、長時間パソコンを使用できないという理由で撤廃されているようです。
脳の働きを良くする方法
この
- 時間を決めて
というのが脳をフル回転させるために、簡単で効果のある方法です。
たくさんの仕事は、時間がたくさんあればできると感じます。
しかし、たくさんの時間を与えれば、その時間分だけ仕事に時間がかかるようになります。
時間がたくさんあると感じているために、
- もっとここを細かいところまでしよう
- 完璧な仕事にしよう
となり、質はたいして上がらないのに、時間は多くかかってしまうことになります。
8の仕上がりなら2の時間で終わります。
しかし、完璧に仕上げたいがために、残りの2を仕上げようとすると、今度は8の時間がかかるようになります。
これが、完璧主義の悪いところの1つだと思います。
時間の締め切りで脳がよく働く
- 頭をフル回転させないと終わらないような時間の締め切り
があると、脳は無意識のうちに、その
- 時間内に終わらせるためにどうすればいいか?
を考えます。
作業のスピードを上げることは、当然必要です。
しかし、作業スピードには限界があります。
そのことより、
最低限必要な仕上がりで終わらせるには、どの仕事をする必要があるか?
- どの仕事を捨てることができるのか?
- どのくらいの質で仕上げればいいのか?
- この選択が、仕事のスピードを決める大部分となります。
時間制限を設けることで、これらのことを脳が自然と行ってくれるようになります。
集中力も当然高まるようになります。
時間を計測することで脳がよく働く
そして、時間内に仕事ができた場合には、脳に快楽ホルモンのドーパミンが分泌されて、さらに次の仕事へのモチベーションへとなります。
特に
- 時間を計る
ことで、集中力が高まることと、時間内にできたという達成感が生まれます。
達成感ができることで、さらに次の仕事へのモチベーションができます。
ストップウォッチ一つでできる、脳の働きを良くする簡単な方法です。
ぜひ試してみてください。