力比べの代表的なものといえば腕相撲。
力自慢の男が何人か集まれば、必ずといっていいほど腕相撲が始まります。
男であれば、腕相撲で勝ちたいのが本音です。
しかし、力では絶対に負けないと思っている相手でも、腕相撲で負けてしまうことがあります。
実は腕相撲では
- 腕相撲での勝ち方
- 腕相撲に必要な筋トレ
をすることで勝つことができます。
明らかに体が相手よりも小さいのに、それでも一瞬で大きな相手を倒して勝ってしまうのです。
実際腕相撲とは少し違うのですが、アームレスリングの試合を何度か見たことがあります。
そのような場面を何度も見てきましたし、私自身も少しアームレスリングをしていたので体験しているのでいえることなのです。
そこで、この記事では、初心者向けに
- 腕相撲での勝ち方
- 腕相撲に必要な筋トレ
について紹介いたします。
腕相撲での勝ち方
腕相撲では力任せにやっても、なかなか勝てません。
お互いが腕相撲について何も知らなければ、力の強いほうが勝つでしょう。
しかし実際は、力の強い方ではなく
- 腕相撲の勝ち方を知っている人
が勝ちます。
アームレスリングをやっている人でなければ、その勝ち方はほとんど知りません。
ですから、勝ち方を知るだけで、多少力の強い相手でも、腕相撲で勝てるようになります。
腕相撲で勝つための3つのコツ
腕相撲には、様々なテクニックがあります。
しかし、普通の人とする上では、すべて知る必要はありません。
少し知っているだけで、勝ちやすくなります。
例えば
- 相手よりも高いところに自分の力を持っていく
- 相手の弱いところを狙っていく
- 相手が力を出せない体勢に持っていく
ということです。
これら3つを知っているだけでも、多くの人に勝てるようになるでしょう。
3つの具体的な方法はこちらをご覧ください。
腕相撲で強くなる筋トレメニュー
腕相撲のかつコツを知るだけでもいいのですが、やはり力が強いことで、そのコツを活かすことができます。
特に、腕相撲で必要となる筋肉のトレーニングをしてあげることです。
いくら力が強いといっても、脚だけ強くて腕の力が弱ければ、腕相撲では勝てないでしょう。
やはり腕相撲で重要な筋肉を鍛えることが必要なのです。
腕相撲で重要な筋肉
腕相撲では腕の筋肉だけでなく、全身の筋肉が必要になります。
脚は関係なさそうですが、吊り手のテクニックを使うのであれば、脚で突っ張って体を後ろに倒すようにしなければいけません。
肘を内側に固定するには、胸の筋肉も必要です。
このように、腕以外の筋肉も必要になってきます。
また、
- 吊り手
- 噛み手
などのテクニックによっても、鍛えるべき筋肉も違ってくるでしょう。
ここでは、一般的に腕相撲で重点的に鍛えておいたほうがいい筋肉と筋トレメニューを紹介いたします。
腕相撲で重要な筋肉
先程いったように、腕相撲では全身の多くの筋肉が必要になります。
そのため、まんべんなく鍛えておく必要があります。
そして、特に重点的に鍛えておきたいのが
- 上腕二頭筋・上腕筋
- 前腕屈筋群
- 広背筋・肩甲下筋
です。
そこで、自宅でもできるトレーニング方法を紹介いたします。
上腕二頭筋・上腕筋
腕相撲では、相手に引っ張られて肘が伸びてしまうと負けてしまいます。
逆に肘を曲げて、相手を引っ張り込むことで勝つことができます。
そのために必要な筋肉が、上腕二頭筋や上腕筋となります。
上腕二頭筋の鍛え方
上腕二頭筋を鍛える種目として代表的なものは
- ダンベルカール
です。
上腕筋の鍛え方
上腕筋を鍛える種目として
- ハンマーカール
があります。
具体的な方法はこちらをご覧ください。
前腕屈筋群
腕相撲では手首をひっくり返されて、反り返ってしまうと力が出ずに負けてしまいます。
また、手首を曲げて固定することで、手にしっかりと力が伝わるようになります。
その手首を曲げて固定し、ひっくり返されないようにするために必要な筋肉が前腕屈筋群です。
アームレスリングの本格的な選手は、人間とは思えないような前腕の太さをしています。
それだけ重要な筋肉だといえるでしょう。
前腕屈筋群の鍛え方
前腕屈筋群を鍛える代表的なトレーニングが
- リストカール
です。
具体的な方法はこちらをご覧ください。
リストハンマーによるトレーニング
ダンベルのプレートを片側に付けて上下させる
- リストハンマー
という器具があります。
ダンベルでも同じようなものを作ることができます。
こちらで前腕筋を鍛えていきます。
具体的なトレーニング方法はこちらをご覧ください。
ファーマーズウォーク
ストロンゲストマンコンテストの競技種目でもある
- ファーマーズウォーク
というトレーニングがあります。
重いものを両手にぶら下げて歩くだけなのですが、アームレスリングに重要な
- 握力
- 前腕筋群
に強い負荷をかけてくれるトレーニングです。
他にも全身の筋肉に強い刺激を与えてくれますので、効率のいいトレーニングといえます。
詳しいやり方はこちらを参考にしてみてください。
広背筋・肩甲下筋
腕相撲では腕で倒すというより、腕を体に固定して体で倒していくイメージです。
その腕を固定し、前腕を外側に倒れないようにするために必要な筋肉が、背中の
- 広背筋
- 肩甲下筋
です。
広背筋の鍛え方
広背筋を鍛える代表的なトレーニングが
- チンニング(懸垂)
です。
広背筋の力が弱かったり、体重が重すぎたりして、チンニングが1回もできない場合はこちらを参考にしてみてください。
肩甲下筋の鍛え方
肩甲下筋を鍛えるには
- サブスキャプラリスプルアップ
- ダンベルインターナルローテーション
がおすすめです。
具体的な方法はこちらをご覧ください。
サブスキャプラリスプルアップ
ダンベルインターナルローテーション
ゴムチューブを使った実践的なトレーニング
個別にこれらの筋肉を鍛えていくことで、腕相撲に必要な筋肉がついていくことになります。
そして、この筋肉を使って腕相撲に必要な使い方をしていきます。
それらを学ぶには、たくさん腕相撲をすることです。
しかし、腕相撲をたくさんしてくれる人は、そういないでしょう。
そこで、一人ででもできるゴムチューブを使った実践的なトレーニングを行います。
具体的にはこちらをご覧ください。
腕相撲は誰でも強くなれる
このように、腕相撲で強くなるには
- 腕相撲での勝ち方
- 腕相撲に必要な筋トレ
を知って実行するのです。
これは、誰でもできることです。
普通の人との対戦であれば、かなり勝ちやすくなるでしょう。
ぜひ、参考にしてみてください。