崩れた体勢を察知して、体勢を元に戻すバランス感覚。
スポーツでは非常に重要となる能力です。
バランスを崩した状態では、持っている力を発揮できません。
対戦する競技であれば
- 相手のバランスを崩す
- 自分のバランスを崩されない
というのが勝敗につながります。
スポーツの動きの中で、
- バランスを崩さない
- 崩れたバランスを早く戻す
これが記録や勝敗に大きな影響を与えることになります。
では、このバランス能力やバランス感覚を鍛えるにはどうすればいいのでしょうか?
そこで
- 自宅でできるダンベルを使ったバランス感覚を鍛えるトレーニング
を紹介いたします。
ダンベルを使ったバランス感覚を鍛えるトレーニング
ダンベルを使ったバランス感覚を鍛えるトレーニングは、筋トレをしながらバランス感覚を鍛えていくものになります。
不安定になりやすい体勢での筋トレで、
- 体がバランスを崩していることを察知
- 筋肉を使って体勢を整える
ということを繰り返します。
同時にスポーツに必要な筋肉も鍛えていくことができるものです。
ランジウォーク
深くしゃがみ込みながら歩く、ダンベルランジウォークのトレーニングです。
- 歩く途中での片足立ち
- 着地してしゃがみ込む
ときに、バランスを崩しやすく、バランスを保っていないと、うまくトレーニングすることができません。
ジャンピングランジ
ランジのしゃがみ込んだ体勢から、ジャンプして、空中で前後の足を入れ替えて着地するトレーニングです。
空中や着地したときに、しっかりとバランスを保っていないと、連続してトレーニングすることができません。
瞬発力を鍛えるトレーニングとしても、非常に効果の高いトレーニングです。
そのため、スポーツをしている人に、ぜひ取り入れてほしいトレーニングといえます。
ブルガリアンスクワット
後ろ脚をベンチなどに引っ掛け、前脚の片脚でスクワットを行うトレーニングです。
片脚でスクワットを行うため、常にバランスを取りながらトレーニングする必要があります。
スポーツの場面で多い、片脚で力を発揮する実用的なトレーニング方法です。
片脚ですので、脚への負荷の高いスクワットトレーニングができます。
ダンベルワンレッグデッドリフト
片足立ちでデッドリフトを行うトレーニングです。
片足立ちのまま、ダンベルを前に下ろしていき、脚を後ろに上げてバランスを取りながらトレーニングしていきます。
動きの多いトレーニングですので、バランス感覚を鍛えるのにおすすめのトレーニングです。
大殿筋やハムストリングスを鍛えるのにも、おすすめのトレーニングとなっています。
ダンベルオーバーヘッドスクワット
ダンベルを頭上に保持したままスクワットを行うトレーニングです。
足から一番遠い頭上にウエイトがあるため、前後のバランスをとらないと、トレーニングすることができません。
脚の筋肉だけでなく、肩周りの筋肉や柔軟性もトレーニングすることができます。
ダンベルはバーベルと比べると不安定になりますので、難易度が高まります。
その分体幹や肩の筋肉を使いますので、軽い重量でトレーニングしましょう。
ファーマーズウォーク
ストロンゲストマンコンテストの競技の1つのファーマーズウォークです。
両手に重いダンベルを持って歩くトレーニングになります。
左右に重いダンベルを持っていますので、バランスを取りながら歩きます。
バランス感覚だけでなく、全身の筋肉を鍛えてくれるトレーニングです。
特に握力や前腕の筋肉は、かなり高い負荷がかかります。
バランス感覚が悪いとスポーツでの記録が伸びない
スポーツでは、十分な記録が出せる能力や筋力、テクニックがあったとしても、バランス感覚がなければ、記録は伸びていきません。
- 自分の能力が100%出せる状態
- 重心が安定して変化しない状態
をしっかりと保てるのがバランス感覚です。
このバランス能力があることで、スポーツでの筋力やテクニックが記録へ直結するようになってきます。
バランス感覚を鍛えておかないと、筋トレや技術を磨いても、なかなか記録が伸びていかないことになります。
しっかりとバランス感覚を鍛えるトレーニングも取り入れていきましょう。