夏祭りで、私が所属するフルコンタクト空手の演武がありました。
去年は、肘でのブロック割りでした。
ブロック割もコツを知っていると、ある程度の力があれば割ることができます。
詳しくはこちらをご覧ください。
今年は、回し蹴りによるバット3本折りをすることにしました。
バット折りは空手の演武で多い
バット折りは、空手の演武では、よく行われているものです。
一般的には回し蹴りによるバット折りがほとんどです。
肘打ちや、正拳、手刀で折っている人もいます。
一番難易度が低くて、やりやすいのが回し蹴りだと思います。
また本数も様々で、1本が一般的ですが、一度に複数本を折る人もいます。
難易度は当然本数が多くなるほど難しくなります。
バット折り用のバット
バット折りに使うバットは、折りやすいバット折り用のバットや、野球で実際に使っている木製圧縮バットが使われます。
バット折り用のバットは非常に折れやすく、大会で活躍するほどの蹴りの強さを持っている小学生であれば、折ることはできるでしょう。
そのため、複数本を同時に折ることも可能です。
複数本折るときには、バットをビニールテープや、ガムテープなどでしっかりと巻き付けて固定させるといいでしょう。
圧縮バットになると難易度は上がり、蹴る方向が悪ければ失敗することもあります。
バットのマークがある方向から蹴るようにすれば、木目に対して垂直に力が加わるので折れやすくなります。
圧縮バットは、複数本を折るのはかなり難易度が高く、二度、三度蹴って折ることもあります。
確実に折るのであれば、試割用のバットがいいでしょう。
試割用のバットを購入するならこちら
バット折りは簡単
今回の私のバット折りは、バット折り用のバット3本でしたので、簡単でした。
といっても1回目では失敗してバットが飛んでいき、2本しか折れていませんでした。
2回目で残りの1本を折って、なんとか成功させました。
バット折りに限らず、試し割りで重要なのは、対象物をしっかりと固定させることです。
いくら強い打撃を加えても、しっかりと固定されていなければ、うまく割れません。
今回のバット折りも、私の蹴る角度が悪く、バットが飛んでいってしまう結果となりました。
しっかりと固定させて、その方向に蹴ることができれば、おそらく1回で成功できたでしょう。
下にブロックや土嚢などを置いて、飛んでいかないようにさせることがポイントですね。
バット折で骨折しないのは脛を鍛えているから
バットを思い切りけるには、恐怖心を持たないことが大切です。
その恐怖心を持たないために大切なのが
- 脛を鍛えておく
ことです。
フルコンタクト空手をやっている人なら当たり前のことですが、蹴るのは脛で蹴ります。
足の甲で蹴っているように見えますが、足の甲は関節が多く、そこで蹴ってしまうと簡単に骨折などの怪我をしてしまいます。
そこで関節のない脛で蹴ります。
しかし、脛は弁慶の泣き所と言われるように、非常に痛い部分です。
それでは、思い切り蹴ることはできません。
そこで脛を鍛えて少々の衝撃では、痛みを感じないようにしておくのです。
脛を鍛えるには
- ビール瓶で叩く
- タイヤを蹴る
- サンドバッグを蹴る
- 砂袋を蹴る
などがあります。
砂袋がおすすめ
最もおすすめなのが、砂袋を蹴ることです。
砂袋とは、袋に砂を入れて吊るしたものです。
砂なので柔らかいと思うかもしれませんが、蹴ってみるとわかりますが、かなり硬いです。
石を蹴っているような感覚です。
これを何度も何度も蹴って、脛を鍛えていくのです。
初めの頃は痛くてなかなか蹴れませんが、鍛えてくると、思い切り蹴っても大丈夫な程になります。
もうそれくらいになると、バット折りは簡単です。
蹴っても痛くないので、思い切り蹴ることができます。
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脛を鍛える砂袋動画
バット折り動画
空手の演武で多い瓦割り
バット折りも演武の中で多い試し割りですが、大きな音がする瓦割りも、派手さがあって演武でおすすめの試し割りです。
瓦は初心者でも割りやすいですし、枚数によって難易度を簡単に変化させられるのがメリットです。
瓦割りの詳しいコツなどはこちらをご覧ください。
空手の上達法が学べるサイト
空手では、体で覚えるというのが基本ですが、ある程度の知識を知っておくことで、上達速度は変わってきます。
道場の師範や先生から指導されたときに、知識があることで、理解力が深まります。
空手の知識を深めていくには、こちらのサイトがおすすめです。