新学期が始まると、学校から、子どもの自転車の保険の加入の案内がきます。
- もし、自転車で事故をしたら・・・
- 相手にケガをさせてしまったら・・・
- モノを壊してしまったら・・・
と、考えてしまいます。
それを考えると、加入しておくほうがいいと思ってしまいます。
ところが実際は加入する必要がないことがほとんどです。
その理由を紹介いたします。
自転車で事故を起こしたときの賠償額
でも、
- 自転車で事故をして、相手にケガをさせてしまい、損害賠償を請求されたらどうするの?
実際、自転車で事故をして、相手にケガをさせてしまったり、死亡させてしまったら、莫大な金額を請求されてしまいます。
個人賠償責任保険は、私も加入しています。年間2千円ほどで家族全員カバーできます。賠償額9500万円の事故も!「自転車保険」は入るべき? (PRESIDENT) – LINEアカウントメディア https://t.co/z82nDIo6mf #LINEアカウントメディア
— 松下 一生 (@issei39) 2016年3月21日
子どもが事故を起こしたとしても、それは、親に請求されることになります。
13年の神戸地裁では、歩行中の62歳の女性に、小学生の男児が自転車で衝突し、女性に頭蓋骨骨折による後遺障害を負わせた事例で、9521万円といった高額な損害賠償命令を下している。
自転車の事故に対応できる保険
自転車で事故を起こしたときには
- 子ども自身のケガへの対応
- 他人や物に対する賠償への対応
が必要になります。
その2つに対応する保険は自転車保険だけではありません。
医療保険
私の子どもは
- 医療保険
に入っています。
もし自転車でケガをして、手術や入院になってしまった場合には、医療保険でカバーすることができます。
しかも医療保険は、
- 自転車のケガ
だけでなく、
- 他のケガ
- 病気
の入院にも対応できます。
また、子どもの医療費や入院費は、無料になっているところ自治体も多くあります。
入院自体のお金はそれほど必要なく、看病で仕事を休んでもらえなくなる給料分ほどをカバーする保障があればいいでしょう。
個人賠償責任保険
- 相手にケガをさせてしまった
- 物を壊してしまった
というときは私は、個人賠償責任保険という保険に入っています。
年間2000円ほど、月々170円ほどです。
これで、1億円の損害賠償に対応できます。
私が加入していれば、家族全員カバーできます。
単独でも契約できますが、
- 自動車保険や火災保険の特約
として契約することができます。
また、クレジットカードでも取り扱っているところが多いです。
これで、自転車の事故での損害賠償に対応できます。
しかも、自転車だけでなく
- 犬や猫が他人にケガをさせた
- 子どもがものを壊した
- ケガをさせた
など、日常であり得るような出来事での、損害賠償を請求される場面でも、対応できるようになっています。
医療保険と個人賠償責任保険
自転車保険に加入するお金で、個人賠償責任保険や医療保険に加入する方がお得な感じがしませんか?
その2つなら自転車の事故に限定することなく、ほかのことにも対応することができます。
しかも保険料はそれほど高いものではありません。
検討してみてくださいね。