私は1ヶ月に、10冊から20冊の本を読んでいます。
1ヶ月に100冊や200冊の本を読む人もいますので、その人たちと比べると、少ないかもしれません。
しかし、一般的には読む量は多い方だと思います。
もちろん本を読むスピードも、一般の人よりかは速いと思います。
なぜ私が、本を読むのが速くなったのか?
本を速く読む技術
本を速く読む技術というのは、たくさんあります。
- 視野を広げる
- 目の動きを速くする
- 本を写真のように映像として見る
- 飛ばし読みをする
などです。
本が速く読めれば、短時間にたくさんの知識を、手に入れることができます。
そのため、速読の技術を習得しようとする人もいるでしょう。
しかし、なかなか読む速度は速くなりません。
速く読む技術より重要なこと
なぜなら、速く読むためには、ある重要な基礎が必要になるからです。
それは、
- たくさんの本を読んで知識を頭のなかに入れておく
ことです。
一番の速読に役立つ方法は、本をたくさん読むことです。
本をたくさん読むことによって、
- 本の重要なところがわかるようになる
そのような方法が分かるために、速くなるというのもあると思います。
しかしそれだけではなく、それ以上に本を読むスピードに大きな影響を与えているのが、本を読んでそれまでに蓄えた知識です。
読書スピードが遅い理由
本をたくさん読むことによって、読書スピードが速くなるのは、それまでに蓄えてきた知識や情報がたくさん増えるからだと思います。
本を読むスピードは、この
- 知識や情報をどれだけ持っているか
が大きく関わってきます。
もし、読もうとする本に関して、全く知識のない分野だったとします。
例えば、全くの一般人が法律に関する本を読むとします。というような場合です。
初めて出会うような言葉ばかりなので、理解しながら読む必要があります。
分からないことがあれば、調べることになるかもしれません。
同じ所を、何度も読み返す必要があるかもしれません。
当然読むスピードは落ちるでしょう。
読書のスピードは知識で決まる
ところが、自分がよく知っている分野の本であれば、書いてある内容はすぐに理解できます。
段落の最初の方を読めば、書いてある内容を、ほぼ正確に予測することもできます。
さらっと読めば、自分の頭の中にある知識を復習するだけで、本の内容を理解することができます。
知らないことがあったとしても、それまでの知識を関連付けることによって、すぐに理解もできるでしょう。
当然読書のスピードは、格段に速くなります。
重要なことはたくさん読むこと
本を速く読めるようになるには、速読技術だけではなく、それ以上に重要なのが、
- 今までに、どれだけたくさんの本を読んで、知識や情報を頭の中に入れているか
ということです。
とにかく、本をたくさん読むことです。
速読技術を身につけるより、そちらの方が速く読む力は身についていくでしょう。
先日私は、宇宙に関する本を読みました。
当然わからない分野なので、初めはかなり遅いペースで本を読むことになります。
そこで、あらかじめ知識を入れるために、無料のアマゾンビデオで
という番組を見てから、読書することにしました。
本もKindle Unlimitedで無料で、宇宙に関するものを何冊か選びました。
そうすると
で、ある程度の予備知識が入っているために、本を読むスピードは、思ったより速かったと思います。
わからないことがあっても読み進める
そして1冊目より2冊目、2冊目より3冊目の方が、スピードは速くなっていきました。
1冊目、2冊目でわからないことも、3冊目になると、理解することができることも多くあります。
分からないことがあっても、そこでストップすることなく、速く読むというのを意識して、どんどん読み進めていくことです。
5冊、10冊と速く読み進めることによって、たくさんの知識が頭の中に入ってきます。
そうすると、その知識によって、1冊目ではわからなかったことが、簡単に理解することができるようになっています。
速く読むことを意識する
このように、速く読むということを意識することで、知識がたくさん短時間に入ってきます。
知識がたくさん増えることによって、さらに読書のスピードは上がっていきます。
逆に速く読まないと、知識は少しずつしか蓄積されていきません。
そのため知識が少ないので、読書のスピードは遅くなります。
読書スピードが遅くなるから、知識が少なくなります。
知識が少ないので、読書のスピードは遅いままです。
そして悪循環になり、結局本を読まなくなってしまうのです。
本を速く読むには
- 速く読む
というのを意識して、どんどん読み進めることです。
たくさん読めば、自然と読書のスピードは上がっていきますよ。