不動産賃貸物件を見たときに、いつまでも購入しようかどうか迷っていると、他の人に買われてしまいます。
特にいい物件というのは、すぐに買われてしまい、買えなくなってしまいます。
売れ残りの物件を上手に再生して、うまく高利回りの賃貸物件にしている人もいますが、できるのであれば、あまりリフォームなどしなくても、しっかりと稼げる賃貸物件を購入したいものです。
そのためには、そのような物件を見たときに、購入するのかしないのかを早く決断することが重要です。
では、速く決断できる人になるためには、どのようなことが必要なのでしょうか?
成功者には即断即決できる人が多い
開園以来、18年間赤字が続いていたテーマパークがあります。
それが、ハウステンボスです。
その赤字続きでどうしようもなかったハウステンボスを、わずか1年で営業黒字化させ、増収増益を続けさせているのが、エイチ・アイ・エス創業者の澤田秀雄社長です。
さまざまな方法で再建してきたのですが、また、新しい試みを行っています。
ハウステンボスでは主な従業員が全てロボットという「変なホテル」を2015年7月17日に開業。2016年7月には料理長がロボットの「変なレストラン」や体験型ミュージアム&ショップ「ロボットの館」などで構成する複合施設「ロボットの王国」をオープンする予定だ。
次の旅行の候補にします。ハウステンボスが「ロボット実証実験場」に、年間300万人来場者からニーズ探る – MONOist https://t.co/D1KoNzybT7
— 松下 一生 (@issei39) 2016年4月1日
変化のスピードが速くて、一度訪れたお客様も、また、同じテーマパークに行くという感覚ではなく、新しいテーマパークに行くという感覚になり、リピーターとなるのかもしれません。
このように、早いスピードで変化していくには、トップとなる人は、速い決断が求められます。
優れた経営者は即断即決ができる人が多いといわれますし、私も、そのように思います。
でもそうは言っても、なかなか即断即決ができるようにはなりません。
もし間違った決断をしてしまったことによって、大きな損失が出てしまうかもしれません。
じっくりと考えたほうが、良い決断ができるようにも感じます。
では、どうすれば、速い決断ができるようになるのでしょうか?
即断即決をするために必要なこと
即断即決をするために必要なことは
- 判断基準を作っておく
ことです。
おそらく、即断即決できるような人たちというのは、勇気を持って決断しているのではなく、
- 勇気を持たなくても、判断基準を基に、やるかやらないかを冷静に判断している
のだと思います。
- 判断能力が高い
- 直感力がある
- 決断する勇気がある
というのではなく、
- 準備がしっかりしている
のでしょう。
情報を集め、様々なことを想定したイメージをするという準備ができています。
例えば、賃貸住宅に投資をする時に、様々な物件の情報があります。
なにも判断基準を持っていない人は、どの物件を見ても悩み、買っていいのか、買わないほうがいいのかわかりません。
そのため、購入する時には、その決断に大きな勇気が必要です。
早い決断には細かい判断基準が必要
しかし、即断即決できる人というのは、事前に
- 地域
- 金額
- 築年数
- 利回り
- 間取り
- リフォームにかかる費用
- 設備
など、細かい部分までに、自分の基準を持っています。
それに
- 合わなければ買わない
- 合っていれば検討、購入する
という判断をします。
そのため、判断をするための時間は一瞬でしょう。
決して判断能力が高いのではないです。
- 準備する能力が高い
のです。
即断即決している結果の部分を見るのではなく、その即断即決するためにかけた準備を見ることが大切ですね。
判断基準を持つために勉強と経験を重ねる
では、どのようにして判断基準を作っていけばいいのでしょうか?
それは
- 勉強
- 経験
だと思います。
今は不動産賃貸業に関する本やセミナーがたくさんあります。
まずは、こちらで大量の本を購入して、勉強することが大切です。
そして実際に不動産屋さんに行って、気になる物件を大量に見て経験値を増やしていきます。
また小さな物件を実際に購入して、いろいろと小さな失敗をするのも大切なことです。
私も、様々な失敗を繰り返して来ました。
しかしその度に、次回失敗しないための対策を考えることができます。
物件を購入すればするほど、購入するのが上手になっていきます。
失敗も当然少なくなっていきます。
これは経験しないとなかなかわからないことです。
即断即決するためにも
- 大量の勉強
- 大量の経験
をしていきたいものですね。