ディップスといえば
- 大胸筋下部
- 上腕三頭筋
を鍛える代表的なトレーニングです。
- 大胸筋下部を狙うのか?
- 上腕三頭筋をねらうのか?
で、多少フォームが違ってきますが、大きな違いはありません。
ディップスの詳しい内容はこちらが参考になります。
そんなディップスですが、フォームが大きく違う派手なディップスがあります。
それが
- ロシアンディップス
です。
通常のディップスとは違った効果のあるディップスですので、違う刺激を入れたい方は取り入れてみてください。
ロシアンディップスのやり方と効果について
ロシアンディップスの効果
ロシアンディップスは、通常のディップスに動作に加えて、後方に倒す動作が加わります。
通常のディップスの動作が入りますので、もちろん上腕三頭筋や大胸筋への刺激は入ります。
それ以外にも後方へ倒して起き上がるときには、背中にも刺激が入るトレーニングです。
また、後方に倒れたときに、レッグレイズのような形にもなりますので、腹直筋も刺激されます。
このように、通常のディップスとは違った筋肉に刺激が入ります。
そしてそれ以上に大きな効果が
- 運動神経能力アップ
です。
- 体の動かし方
- 重心の移動のさせ方
などがうまくできなければ、このロシアンディップスはできません。
逆に言えば、ロシアンディップスを練習することで、体の動かし方や重心の移動のさせ方を養うことになるのです。
ロシアンディップスのやり方
通常のディップスのボトムポジションから、重心を後方へ倒していきます。
肘は曲げたまま、
- 手
- 手に近い前腕部分
- 脇
- 脇に近い上腕部分
で体を支える形になります。
ここから体を引きつけて通常のディップスのボトムポジションへと戻ります。
このときに筋力を使って引きつけるのもあるのですが、それ以上に重要なのが重心の移動です。
体を使って重心を前に移動させることで、大きな力を使わずに、体を引きつけることができます。
ここが、このロシアンディップスの重要な部分です。
この重心の移動を覚えることがポイントになります。
かなり上級者向けのディップスですが、スポーツでの能力を高めるためにも、取り入れてみてはいかがでしょうか?
ロシアンディップスの他に、少し変わったディップスとして
- ジロンダディップス
があります。
通常のディップスのような大胸筋下部ではなく、大胸筋上部にも刺激の入るディップスです。
詳しくはこちらをご覧ください。
自宅でディップスをするには、ディップススタンドを使いますが、チンニングも一緒にできるチンニングスタンドがおすすめです。
このディップスとチンニングの2つを行うことで、上半身のほとんどは鍛えることができます。
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