愛媛大学には寮があります。
「御幸寮」です。
愛媛大学城北キャンパスまで自転車で10分ほどの距離にあります。
御幸寮地図
お部屋は以前は相部屋でしたが、新しく建築されてからは1人部屋になりました。
お部屋には家具や家電が付いており
- お風呂
- トイレ
- キッチン
- 冷蔵庫
- 机
- ベッド
- エアコン等
などが備え付けられています。
家賃について
A棟からD棟までの4棟あります。
それぞれの家賃は
- 男子A棟(11.7m²)16,000円 共益費2,000円
- 男子B棟(13.44m²)20,000円 2,000円
- 女子C棟(13.68m²)20,000円 2,000円
- 女子D棟(13.68m²)20,000円 2,000円
となっております。
入居時に保証金43,000円が必要になりますが、このお金は退去時の清掃代や諸費用に当てられ差額があれば、後日返金されるものです。
もちろんペットは不可で飼うことはできません。
メリットやデメリットは?
一番は、やはり家賃の安さでしょう。
お部屋は当然狭くなるのですが、家賃自体は周辺のアパートやマンションと比べれば、格段の安さと言えるでしょう。
御幸寮は男女が分かれていて,管理人さんが常駐していますので、セキュリティが万全で親御さんからすると非常に安心感があります。
やはり初めて親元を離れて一人暮らしをするので、犯罪や異性との交友は心配になるものです。
そういう点では、非常に安心できるのではないでしょうか。
また1Fにフードコーナーで食事ができますので、健康や栄養面なども安心できるでしょう。
普段料理もしたこともない子供が、急に料理をして、しかも栄養面を考えてご飯を作るとは考えづらいものです。
しかし、栄養のバランスの良い食事ができますので、安心できるでしょう。
部屋は非常に狭いので、必要最小限の荷物しか置くことができません。
勉強に集中する空間ができているという点では安心材料かもしれませんが、学生さんとしては、ちょっと辛いところかもしれません。
家具家電はついているのですが、洗濯機はついておりません。
ベランダに置くこともできませんので、寮内のコインランドリーを使うことになります。
1回200円で、小さなものになりますので、計画的に洗濯しないと、洗濯代が多くなります。
キッチンも非常に狭く、1口のIHコンロですので、自炊するのはちょっと大変かもしれません。
門限はありませんが、廊下を歩く音や話し声が響きますので、周りの迷惑などを考えると、あまり遅くなるのは良くないでしょう。
当然ですが友達などは、宿泊することはできません。
入居者の家族は,許可をとって2階集会で会うことができるようになっています。
愛媛大学御幸寮の倍率とは?
御幸寮は申し込みをすれば、必ず入居できるわけではありません。
やはりお部屋の数より多くの人が申し込みますので、当選しないと入居できません。
その入居の倍率ですが過去の倍率を参考にしますと
平成29年度前期日程の入居選考の場合
- 男子学生が約 2.3 倍
- 女子学生が約 1.1 倍
平成30年度前期日程の入居選考の場合
- 男子学生が約 1.5 倍
- 女子学生が約 1.1 倍
となっております。
女子学生の場合は、1.1倍なので入居の確率は高いと言えますが、男子学生の場合は注意が必要です。
確実に入れるというわけではないので、もし入れなかった場合は、アパートやマンションを探すことになります。
探す時期が遅くなればなるほど、いい物件は少なくなります。
いいお部屋に確実に入りたいという場合は、御幸寮ではなく周辺のアパートやマンションを契約するほうが間違いはないでしょう。
愛媛大学での一人暮らしの費用が安くなる理由とは?
一人暮らしをする上で、最も費用がかかるのが住居費です。
他の食費や交通費は、どこも大きく変わることはありません。
家賃が費用の多くを占めます。
その家賃が松山市は、全国で最も安いと言われるほどの家賃です。
学生さんが一人暮らしをする上でも、他の都道府県と比べると安い家賃で、質の高いマンションやアパートにすめるということです。
東京と比べると、3分の1以下になります。
そのため、自由や狭さを我慢できるのであれば、御幸寮で住むのが一人暮らしの費用を抑える方法のと言えるでしょうね。