体型というのは人それぞれですが、女性から好まれる男性の体型というものがあります。
男性にとっては、健康的な体型を得たいというのもあるかもしれませんが、やはり女性に好まれる体型というのを手に入れたいと思うでしょう。
では、どのような体型が好まれているのでしょうか?
女性の本能が影響する
まず知っておく必要があるのは、理想とする体型は女性の本能が大きく影響するということです。
- 自分や家族を守ってくれそうな人
- 食料を確保してくれる人
そのような印象を受ける人を好むということです。
それは、
「力が強くて、すばやく動ける」
という印象です。
現代社会では、筋肉がたくさんあるよりも頭がいい方が、間違いなく家族を守ってくれて、ご飯を食べさせてくれます。
しかしそれはごく最近のことで、少し前までは、他人からの争いや野獣から身を守って、食料を得られるのは、力が強くて素速く動ける人でした。
それを求める本能はまだ残っていて、
「筋肉質の男性は、そうでない男性よりも性交渉の相手を得やすい傾向がある」という研究結果があることも、それを示しているといってもいいでしょう。
細マッチョが理想
ガリガリの人や、体重はあるけど筋肉の少ない肥満の人は、
- 頼りなく感じる
- 動きが鈍そう
などの印象を与えてしまいます。
では、力が強くて素速く動ける人というのはどういう人なのか?
それは
- 細マッチョ
と呼ばれるような人です。
ボディビルダーのような太くてゴリラのような体型の人も、力は強いのですが、素速く動くことはできません。
これでは、狩りで食料を取ってくることは難しくなります。
また、暴力を受けたら自分が大きなダメージを受けてしまう、という印象も与えてしまい、避けられることでしょう。
「理想の体型」と女性から思われる男のサイズ計算
では、具体的にどのくらいの体型が理想なのでしょうか?
- WHR
- SHR
という指標があります。
くびれの指標のWHR
WHRは、Waist to Hip Ratio の略で、
- ウエスト÷ヒップ
であらわされます。
どれくらいのクビレがあるかという指標で0.9が理想とされています。
1を超えると心疾患のリスクが高まるので、生活習慣病予防の指標としても使われています。
逆三角形の指標SHR
SHRとは、Shoulder To Hip Ratio の略で、
- 肩まわり÷ヒップ
であらわされます。
逆三角形の体型になっているかどうかの指標で1.3が理想とされています。
体重よりも体型が重要
BMIなどの体重を指標とするものもありますが、やはり重要なのは見た目の体型です。
BMIは22が理想ですが、それよりも高いBMIの人でも逆三角形の体型をしている人もいますし、それより低い指標の人でも、肥満体型の人もいます。
体重より体型を重要視するほうがいいでしょう。
男性が理想の体型を手に入れるには?
上半身を中心に筋トレする
これらの指標を見ての通り、肩幅が広くウエストが細い体型が好まれます。
ということは、上半身を中心に鍛えることです。
- 肩幅を広げる三角筋
- 胸板を厚くする大胸筋
- 逆三角形のシルエットを作る広背筋
- 女性が注目している腕(上腕二頭筋・三頭筋)
を鍛えていくのです。
これらを鍛えるトレーニングはたくさんあります。
筋肉量が少ない人は、筋肉量を増やす必要がありますので、そのときはウエイトトレーニングなどの無酸素運動のみをします。
有酸素運動をすると、筋肉は増えにくくなりますので、筋肉量を増やす時期は控えるようにします。
理想の体型を得るための食事
そして、トレーニングより重要なのが食事です。
どれだけトレーニングしても、栄養摂取がしっかりとできていないと、筋肉はついていきませんし、脂肪がついてしまうこともあります。
タンパク質を体重1キログラム当たり2グラム摂取するのが理想です。
通常の食事ではその量を摂取するのは難しく、食事だけで摂取しようとすると、余分な脂肪や炭水化物を摂取することとなり、筋肉ではなく脂肪が多くつくことになるでしょう。
いくら筋肉がついて肩幅が広がったとしても、ウエストも太くなってしまってはSHR1.3は難しいでしょう。
逆三角形の体型のためにプロテインを利用する
そこでおすすめなのがプロテインです。
プロテインを摂取する個ことで、タンパク質だけを内臓に大きな負担を掛けることなく摂取することができます。
普通の人は食事は1日3回ですが、その3回の量を5~6回に小分けにして食べることで、筋肉が付きやすく、脂肪がつきにくい状態になります。
1日3回の食事の間に、プロテインを飲むなどするといいでしょう。
筋肉量が増えると、体脂肪を落としやすくなります。
まずは筋肉量を増やし、それから体脂肪を落としていくと、理想の体型が得られやすくなりますね。