男の子の大好きなヒーローの真似をさせましょう。
子供に
- 正義
- 強さ
- 優しさ
- 愛
などを教えるのはなかなか難しいものです。
そういう事を言語化して、子供に教えるのは、かなり難易度が高いでしょう。
「どんな言葉で教えればいいの?」
「子供にも理解できるような言葉があるわけない」
思ってる方が、ほとんどではないでしょうか?
ではどうやって、そのようなことを伝えていけばいいのでしょうか?
男の子はヒーローが好き
男の子はヒーローが大好きです。
私の息子も、仮面ライダーが大好きです。
男の子が大好きなヒーローを、子育てに積極的に活用していくというのはどうでしょうか?
ヒーローは
- 正義
- 強さ
- 優しさ
- 愛
を持っています。
これらの普段伝えにくいことや、感覚を、子供に教えていくのに活用していきます。
男の子は
「ヒーローになりたい」
という気持ちを持っています。
男の子にヒーローの真似をさせる
成功者になりたければ、成功者の言葉や動き、外見などを真似をすると、成功者に近づいていきます。
真似をすることで、成功者の考え方や、思考を学ぶことができます。
子供もヒーローの真似をすることで、
- 正義
- 強さ
- 優しさ
- 愛
を学んでいくことができます。
男の子がヒーローだったらどうするかな?
友達を叩いていたら
「ヒーローは、悪者しかたたかないよ」
お友達のおもちゃをとっていたら
「ヒーローは欲しい人に分けてあげるよ」
困っているお友達がいたら
「ヒーローは困っている人を助けてあげるよ」
何かあったら
「ヒーローだったらどうするかな?」
などとヒーローを利用すると、子供にもわかりやすく、それらを伝えることができます。
ヒーローになりきった遊びを、取り入れるのもいいかもしれませんね。
男の子の集中力を上げるには?
息子から尊敬してもらうには、子供の好きなことに関心を示し、子供より詳しくなることです。
男の子は、様々なことに関心を持ちます。
そして関心を持ったものに、ものすごく夢中になります。
その関心を持ったことに夢中になることで、将来必ず必要になってくる
- 集中力
というものを、身につけていくようになります。
例えば
- 虫
- 仮面ライダー
- ゲーム
- 本
- 野球
- プラモデル
など、それは様々です。
男の子が夢中になっているものをサポートする
それらのことに夢中になっているときは、それをサポートすることです。
「危ないから」
「役に立たないから」
と言って遮ってしまうと、そこで身につけておきたい集中力を、身に付けられないことになってしまいます。
夢中になっていることを深掘りして、そこから広がっていく勉強の可能性も、奪うことになります。
男の子よりも詳しくなる
ベストなのは、子供が夢中になっていることに、親が子供より詳しくなってしまうことです。
男の子は、自分が夢中になっていることに詳しい人を、尊敬するようになります。
話すことに、耳を傾けてくれるようになります。
尊敬されていれば、夢中になっていること以外でも、話を聞いてくれるようになります。
普段の生活でも、親を尊敬するようになり、話すことに耳を傾けてくれるようになります。
男の子の親も世界が広がる
そして親も、息子の好きなことに関心を示すことにより、自分の世界が広がっていきます。
今まで何十年も生きてきて、毎日繰り返すことが多くなり、関心を示すことは、どんどん狭まってきます。
たくさんの趣味を持っていても、年をとるごとに減っていき、1つや2つとなっていきます。
その狭い世界を広げてくれるのが、息子なのです。
今まで関心を持たなかったことに、持つきっかけを作ってくれるのです。
息子のためにも、自分のためにも、息子が好きなことに関心を示し、そのことについて詳しくなるために、勉強していきたいですね。
男の子への褒め言葉はママができたことを口にするだけでいい!
男の子にとって、
「お母さんの言葉」
は、一生を左右するものになります。
男の子は、お母さんが大好きです。
我が家の男の子も、私より妻が大好きです。
そのため男の子にとって、お母さんの言葉は、一番大きな存在になります。
- 一番のご褒美
になったり
- 一番の罰
になったりします。
だからこそお母さんの子供に対する言葉は、最も気を付けなければいけません。
男の子の褒める子育ては疲れる
しかし
「うちの子は褒めるところがない」
「褒めるところを探しているけど見つからない」
などと思ってしまいます。
確かに褒めるところは、なかなか見つけにくいものです。
またちょっとしたことを、大げさに褒めるのも、わざとらしい感じがします。
そう思うのが普通だと思います。
子供だけでなく、大人でもいいところは見つけにくいし、悪いところはよく目につきます。
そんな中で褒め言葉は、なかなか口から出しにくいものです。
男の子の子育てのコツ
そこで試してみてもらいたいのが、褒めるのではなく
- できたことをそのまま言う
ということです。
おはようと挨拶できたら
「おはようって挨拶できたね」
服を自分で着替えられたら
「服を自分で着替えられたね」
歯を磨いたら
「歯を磨けたね」
という感じです。
男の子は認められることがご褒美になる
わざとらしく
「すごい!あなたは天才だ」
などと言う必要はありません。
できたことを、ただ認めるだけでいいのです。
そして、それを口に出すだけです。
子供は、できたことを認めてもらいたいのです。
それを、男の子が大好きなお母さんのお口から、認めてもらっていることを確認することで、安心して、それがご褒美になります。
ご褒美がもらえる行動は、自分から積極的に行動するようになります。
子どもの頃に自己イメージが作られていく
そしてこの時期に、思考や行動に大きく影響する、セルフイメージが作られるようになります。
行動する度に、しっかりと認めてもらっていれば、自分は
「しっかり行動ができる人間」
「良い行動の選択ができる人間」
という自己イメージを作っていけるでしょう。
そうなれば自信を持って、積極的な行動を取れる人間に育っていくでしょう。
男の子の子育てを楽しみましょう!
褒めて、褒めて育てるのは、難しいことです。
また褒めることを探すというのは、難しいことです。
なかなか見つからないと、子供にとっても、褒められる行動をとるのはハードルが高いと感じてしまいます。
自分は
「褒められるような行動が取れない人間」
というセルフイメージが出来上がってしまいます。
それは、子供を追い込んでしまうことにも、つながるでしょう。
まずは
- できたことをそのまま言う
ということから始めてみたいですね。
男の子が育てにくい理由とは?
男の子には
「どうしてもダメ」
という行動を、絞ってあげることです。
男の子は、訳のわからない行動をたくさんします。
- いきなり見えない敵と戦う
- 急に走ったりジャンプしたりする
- いきなり叫び出す
- 高いところからジャンプして飛び降りる
- おもちゃを分解する
など、予想がつかないような動きをします。
言葉より行動で表現する
男の子は運動能力が高いため、言葉より行動で表現する方が得意だからです。
その子によって行動や特徴は様々ですが、何かを表現しているんだということを、理解してあげることが必要です。
まずそれを理解してあげた上で、
- どう表現したらいいか
- どんな言葉を使えば良いか
を示したり 話したりしてあげることです。
男の子は制限を少なくして広げる
ただおかしな行動しているからと、それをやめさせようとすると、子供が伝えたいことや表現したいことが出来なくなってしまいます。
そして
「どうしてもダメ」
ということを、できるだけ少なくしてあげることです。
- 自分や周りの子に、怪我をさせるようなことはしない
- 公共の場で、大きな迷惑をかけない
- 食べ物で遊んだり、粗末にしたりしない
このように3つなどの、少ない数に絞ってあげることです。
「あれもダメ」「これもダメ」では、子どもはどれを守っていいのかわからず、結局どれも守ることができなくなります。
少なくすることで、子供はそれを意識できるようになります。
少しずつルールを広げていく
意識ができるようになると、社会にはルールというものがあるというのが、分かるようになります。
できるようになってから、それをゆっくり、ゆっくり広げていくようにします。
そのことで、男の子の表現を制限させることなく、社会のルールを覚えることができるでしょう。
ほとんどのことは、できるだけ自由に、表現させてあげることですね。