スクワットの動作にジャンプを加えたジャンピングスクワット。
スクワットよりも、爆発的に力を出すので、瞬発力をつけるにはオススメのトレーニングです。
スクワットでは、スピードではなく、パワーを上げるトレーニングです。
- パワー
だけではなく
- スピード
も、瞬発力を作り上げる重要な要素です。
ジャンピングスクワットは、その2つを効率よく上げてくれます。
では、瞬発力が必要なジャンプ力は、このジャンピングスクワットで上がるのでしょうか?
ジャンピングスクワットでジャンプ力を上げる
ジャンピングスクワットで、ジャンプ力は上がっていきます。
ジャンプするときには、股関節と膝と足首を曲げて、それを伸ばす力がジャンプ力になります。
この3つを伸ばす
- スピード
- パワー
が、ジャンプ力に影響します。
ジャンピングスクワットは、これらを伸ばす
- 臀部筋
- 大腿部筋
- 下腿部筋
のパワーとスピードを上げてくれるのです。
自重のジャンピングスクワット
まずは何も負荷をかけない、自重のジャンピングスクワットを行います。
スクワットのボトムポジションから、一気にスピードとパワーを意識してジャンプすることが重要です。
負荷をかけたジャンピングスクワット
ジャンピングスクワットが、1セット20回以上できるようになってくれば、負荷をかけるほうが効率的です。
20回以上できるということは、負荷が軽すぎるということです。
これでは、筋持久力がついていくだけで、瞬発力はついていきません。
負荷をかけてジャンピングスクワットを行う場合は、バーベルではなく、ダンベルがおすすめです。
バーベルでは
- バランスを崩しやすい
- 腰や股関節、膝に大きな負担がかかる
などのリスクが大きく、ダンベルで行うほうがいいでしょう。
ジャンプ力を上げるトレーニング方法
ジャンプ力を上げていくには、ジャンピングスクワットよりも、オススメのトレーニングがあります。
それが、ウエイトリフターが行っているトレーニングのクイックリフトです。
ウエイトリフターは、
- ジャンプ力
- ダッシュ力
などの瞬発力が、他のスポーツ選手よりもすぐれていることが知られています。
その力は、クイックリフトのトレーニングで作られています。
クイックリフトは、速くウエイトを持ち挙げるトレーニングです。
ウエイトリフターの種目の
- クリーン
- ジャーク
- スナッチ
などです。
自宅などでトレーニングする場合は、ウエイトリフティングの種目ではなく、トレーニング用のクイックリフトでトレーニングしましょう。
マッスルスナッチ
ケガのリスクを減らしたスナッチです。
ハングクリーン
腰を傷めにくいクリーンです。
ダンベルジャーク
自宅でも行いやすい、ダンベルを使ったクイックリフトのジャークです。
ハイプル
難しいスナッチのキャッチ技術を省いたオススメのトレーニングです。
ジャンピングスクワットとクイックリフトでジャンプ力を上げる
このように、ジャンプ力を上げるには、ジャンピングスクワットやクイックリフトがおすすめです。
パワーだけでなく、スピードも同時に上げていくことで、ジャンプ力をはじめ、瞬発力を上げていくことになります。
スポーツ選手に絶対に必要な能力ですので、ぜひ、トレーニングしてみてください。
ジャンプ力を上げるためにおすすめのトレーニング方法はこちらを参考にしてみてください。