空手家といえば
- 拳ダコ
のイメージを持っているのではないでしょうか?
それに憧れて、拳を床につけて行う拳立てをして、拳ダコを作ろうとした人も多いのではないでしょうか?
わざわざ拳ダコを作ろうとしている人もいるくらいです。
それが目的になっているわけです。
しかし最近では、空手の強い人でも大きな拳ダコがない人もいます。
サンドバッグを突くにしてもグローブを着けてします。
ミットを突くときもグローブを着けます。
当然素手ですることもありますが、わざわざ拳ダコを作るためにやっているわけではありません。
- いろいろな稽古を大量にした結果、拳ダコができることもある
ということです。
- 野球でマメを作るために素振りをするのではなく、素振りをたくさんやった結果マメができる
- 柔道でカリフラワーイヤーになるために畳で擦るのではなく、稽古をたくさんやって畳で擦れた結果カリフラワーイヤーになる
というのと同じです。
拳ダコの大きさと強さは関係がないということです。
しかし、拳ダコを作りたいという人もいるでしょう。
そこで拳ダコを作る方法を紹介いたします。
拳ダコを作る方法
拳立て
床につける部分は、必ず中指と人差し指の付け根の部分をつけるようにします。
実際に突くときにはその部分で突きます。
しかし、この拳立てだけでは、拳ダコはできにくいと言えます。
拳ダコは、衝撃を与えたり、皮膚が剥がれたりすることでできていきます。
このような拳立てジャンプなどで衝撃を与えることで、拳ダコはできやすくなるでしょう。
巻藁
昔からある拳の鍛錬の方法です。
巻藁用のスタンドなどがありますが、柱に藁縄を巻いてもできます。
注意するのは血がついたりすると、感染症などのリスクがあります。
その時は必ず藁縄を新しいものに替えておきましょう。
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砂袋
脛を鍛えるのにおすすめですが、拳を鍛えるのにもおすすめです。
袋の中は砂なのですが、非常に固くなります。
私も使っていましたが、すぐに袋が破れてしまいます。
袋を丈夫なものに変えてから使うほうがいいでしょう。
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空手は素手なので拳は鍛えておく
空手は基本的には素手で戦う武道です。
しっかりと握って打突する感覚を身に着けておく必要があります。
また、突きの衝撃に耐えられる拳にしておく必要もあります。
そのためには、拳立てや巻藁、砂袋などを使って、ある程度は鍛えておく必要があります。
その結果、拳ダコができることもあるでしょう。
しかし拳ダコを作るためではなく、突きでケガをしないために鍛えるものです。
目的を間違えないようにして、他の稽古もたくさんしていくことが大切ですね。