商売をして繁盛させる人と、そうでない人がいます。
商売している人は、必ず繁盛させようと思って商売をしているのですが、なぜそのような違いが出てくるのでしょうか?
- 店舗の場所
- 接客の仕方
- 扱う商品やサービス
- 広告の仕方
など、さまざまな要因が影響していきます。
どれも重要なことなのですが、今回は
- 商売繁盛のために理解しておきたい2つの木
について紹介いたします。
商売繁盛に重要な2つの木
商売繁盛で重要な木が2つあります。
- 樫の木
- カリンの木
です。
その2つの木を
- お店の外にたくさん樫の木を植える
- お店の中にカリンの木を植える
ことです。
この2本の木が商売においては重要なことになります。
では、この2本の木は、どういう役割をするのでしょうか?
商売繁盛のヒミツは貸しと借り
これは樫の木がどういう木なのか、カリンの木がどういう木なのか、という話ではありません。
- 樫の木とは、「貸し」
- カリンの木とは、「借りん」
のことです。
お店の外にたくさん樫の木を植えるとは、周りの人に多くの貸しを作ることです。
- 困っている人がいたら助ける
- 周りの人が見たら気分が良くなるような笑顔を見せる
- お店の周りだけでなく近所も掃除をする
など、お金を使わなくてもたくさんの樫の木を植えることができます。
そして、自分は借りを作らないようにします。
なにかしてもらうことがあったら、すぐにお返しをして借りを作らないようにしていきます。
返報性の法則
誰かに
- 何かをしてもらう
- モノをもらう
- いい気分にしてもらう
ということがあると、何かを返さないといけないという気持ちになります。
なにか、バランスが崩れて、それを元に戻そうとする感じです。
これが
- 返報性の法則
です。
もし、自分のお店の周りに、そういう人がたくさんいたらどうでしょうか?
「なにかお返しをしなければいけない」
という気持ちを持った人が、自分の周りにたくさんいると、当然商売は繁盛していくでしょう。
先に価値あるものを与える
商売は、周りの人にたくさんの価値を与えて、さらに与えて、バランスを崩していくことが商売繁盛につながります。
「貸し」をたくさん作ることです。
与えたものは、すぐに返ってくるものもありますが、時間をかけて子どもや孫の世代で返ってくるものもあります。
時間はいろいろですが、必ず返ってきます。
しかも与えたときよりも、大きなものとなって返ってきます。
逆に与えてもらったら、それは、それ以上にして返していくことになります。
商売としたら、それは避けたいところです。
先に、
- 行動
- 情報
- モノやサービス
何でもいいので、周りの人にとって、価値のあるものを与えることを考えていきたいですね。
このような商売の原則というのは、他にもたくさんあります。
こちらの本が参考になりますので、ぜひ御覧ください。