今までにおすすめしている脚のトレーニングのランジですが、ランジのメリットはたくさんあります。
- 脚の筋肉の発達
- 脚の筋力増加
- スポーツのパフォーマンスアップ
- 体幹の強化
- 脚痩せ
- 日常生活での転倒防止
- 股関節の痛みの予防
など、そのメリットは多くあります。
そしてもう一つ大きなメリットがあります。
それが男性ホルモンのテストステロンの分泌です。
テストステロンの役割とは?
テストステロンは非常に重要な役割を持っています。
テストステロンの効果
●性欲を上げる
●記憶力・集中力を上げる
●モチベーションのアップ
●筋肉量アップと維持
●生活習慣病の予防、健康増進
●精神を安定に保つ
●アンチエイジング効果メンズヘルスクリニック東京より引用
テストステロン低下による悪影響
精神面
・ささいなことでイライラする
・不安に陥りやすくなる
・集中力や記憶力の低下
・やる気が出ない
・憂鬱な気分が多くなる
・睡眠が浅い
肉体面
・筋肉量の低下
・太りやすくなる
・疲れやすくなる
・のぼせ、めまいなどを感じる
・膝や腰など関節の痛みがある
性に関すること
・ED(勃起しにくくなる)
・性欲が減ってくる
・性交時の幸福度低下
・朝立ちが少なくなる
・トイレが近くなる
見ての通り、
- 健康面
- 精神面
- 仕事
- 性
に大きな影響を与えています。
テストステロンを増やすには?
では、テストステロンを増やすにはどうすればいいのでしょうか?
それは、筋トレです。
テストステロンは筋肉を増やす作用があります。
筋トレをすることによって筋肉に日常では感じない負荷を感じます。
そうすると体が筋肉を増やす必要があると感じて、男性ホルモンを分泌するようになるのです。
ランジがテストステロンを分泌させるのに効果的な理由
ランジは大きくて多くの筋肉に負荷をかける
筋トレはテストステロンの分泌を促進するのですが、その中でもランジはおすすめのトレーニングの一つです。
先程、筋肉に負荷をかけることによってテストステロンが分泌されると書きました。
当然たくさんの筋肉に負荷をかければ、それだけ筋肉を増やす必要があると感じますので、筋肉増強のためにテストステロンが多く分泌されます。
ということは、大きくて多くの筋肉をトレーニングできれば、それが実現できます。
脚は体の中でも大きな筋肉です。
そこをトレーニングするのです。
ランジでは
- 大腿四頭筋
- ハムストリングス
- 臀部筋
などをはじめ、トレーニング動作でバランスをとる必要がありますので、体幹やその他の筋肉を多く使う必要があります。
そのため、テストステロンが多く分泌されるということです。
脚や股関節周りをストレッチできる
またテストステロンの製造は精巣で行われます。
脚の筋肉をトレーニングすることで血流が良くなり、効率よく分泌されると言われています。
特にランジのトレーニング動作は、ストレッチの要素が入っています。
脚はもちろん股関節周りのストレッチもできます。
これが血流を良くしてくれ、テストステロンも分泌されることにつながるのです。
長時間の筋トレは逆効果
筋トレがテストステロンの分泌に効果的といっても、それを長時間続けると逆効果になります。
1時間以上も筋トレを続けると、コルチゾールというストレスホルモンが分泌されるようになります。
これにより、テストステロンの分泌が減少することになります。
また、コルチゾールは筋肉を分解する作用もあります。
長時間筋トレしているのに、筋肉が思うようについていかないという場合は、これが原因かもしれません。
筋トレは、集中して短時間で終わらせるのが基本です。
限界までトレーニングしたら、必要以上に追い込まずに、さっさと終えて休息することが、テストステロンの分泌を促し、筋肉の増加につながりますね。