同じ仕事をしても、仕事を早く仕上げる人と、締め切りギリギリで仕上げる人がいます。
同じくらいの能力なのに、仕事のスピードが全く違うのです。
間違いなく、
- 仕事のできる人というのは仕事のスピードが早い
です。
この仕事のスピードが違うのは、能力だけの違いではありません。
そこで
- 仕事の遅い理由とスピードアップする方法
を紹介いたします。
仕事のスピードを左右するもの
夏休みの宿題を、ギリギリまでやらずに、最後の日に焦ってやった記憶はありませんか?
- パーキンソンの法則
というのがあります。
「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」
というものです。
夏休みの宿題
夏休みの宿題も、夏休みいっぱいまでかかる量ではありません。
毎日時間をとってやっていれば、夏休みの初めの方に終わってしまう量です。
しかし、
「夏休みの宿題は夏休みが終わるまで」
という時間が与えられているため、夏休みいっぱいまでかかってしまうのです。
仕事
ある仕事を上司に頼まれ
「3日以内に仕上げればいい」
と上司にいわれたとします。
この仕事は1日で終わる仕事量の仕事でした。
実際、この仕事を終えるのにかかった時間はどれくらいでしょう?
実は、多くの人は3日かかってしまいます。
3日あるからと思って、1日目2日目は、仕事をほとんどしません。
そして3日目に、急いで仕上げるようになります。
また、1日目にほとんど仕事が終わっていたとしても、2日目、3日目に、それほど重要でないような修正に時間を使って、結局3日かかってしまうのです。
仕事にかかる時間は締切で決まる
仕事にかかる時間は、仕事の量ではありません。
自分が、
- いつまでに仕事を終えようかと決めた時間
で、仕事にかかる時間は決まってきます。
冒頭にお話しました、夏休みの宿題や仕事の例も同じことです。
夏休み最後の2,3日で宿題を終わらせなければ、と思うと、その2,3日で宿題を終えてしまうことができます。
つまり、自分が決めた締切で仕事のスピードは決まってきます。
与えられた時間まで仕事の時間はかかる
私も、このタイプでした。
- 2.3日で夏休みの宿題を終える
それを、夏休みのはじめにやっていれば、どれだけ夏休みが楽しかったことでしょう。
- 時間があれば、もっといい仕事ができるのに
と思っている人は多いと思います。
しかし、それは、時間の量の問題ではありません。
- たくさん時間が与えられればそれだけ時間がかかる
遅い仕事になってしまうだけでしょう。
仕事のスピードアップをする簡単な方法
仕事のスピードを上げる方法は
- 仕事や作業や勉強に締め切りを作ること
が重要です。
上司や取引先、先生が決めた締切ではなく、自分で締め切りを作ることです。
仕事を細分化して締め切りを作る
ストップウォッチやタイマーやスマホを使い、時間を計測します。
大きな仕事は、数日や数ヶ月となってしまいますので、仕事を細分化します。
タイマーを使って計測できるくらいの量に細分化します。
目標時間を決めたら、集中して一心不乱に、その仕事や作業を行います。
- 時間を決める
- 締め切りを作る
ことで、集中力が高まり、3日かかっていたものが、1日や、3時間で終えることができます。
もちろん、このブログも、ストップウォッチを使って計測しています。
締め切りを作ることで得られるメリット
この、タイマーを使うのを試してみるとわかると思います。
- 今まで、意味のないことに時間を使っていたこと
- 今まで、目の前のことに集中できていなかったこと
- 仕事の質は、短い時間でもあげられること
- 仕事に無駄な質のこだわりを持っていたこと
この、タイマー1個で、人間の能力を引き出すことができます。
それを知っているか、知らないかで、人生の中でできることは、他の人の何倍も増えることでしょう。
人間の能力なんて、そんなに変わるものではありません。
その能力を引き出すか、眠ったままにしておくか、だけだと思います。
人間の脳をフル活用して人生を変えていくにはこちらがおすすめですよ。
仕事の時間術を学ぶならこちらがおすすめです。