摂取カロリーは同じでも、食事の内容で消費エネルギーは変わってきます。
筋肉を大きくする場合は別ですが、いい体を維持しようと思えば、やはり摂取カロリーが消費カロリーを、大きく上回らないようにしなければいけません。
そこでダイエットの多くはカロリーに注目しています。
しかし、同じカロリーを摂取しても、食事の内容によっては、消費カロリーが大きく違ってくることがあります。
その違いをもたらす原因が、食事誘発性熱産生です。
食べるものによって消費カロリーが違う
食事をすると、その食べたものを消化吸収する必要があります。
その消化吸収にエネルギーを使います。
その消化吸収に、少しのエネルギーしか必要がなければ、消費カロリーより摂取カロリーのほうが多くなりやすくなります。
逆に消化吸収に多くのエネルギーを使う場合は、摂取カロリーの多くを消化吸収の消費カロリーに使われますので、太りにくいと言えるでしょう。
では、栄養素によって、どれくらいの違いがあるのでしょうか?
- 脂肪は5パーセント以下
- 炭水化物で5から10パーセント
- タンパク質で30パーセント
と言われています。
タンパク質を多く摂取する
つまり、炭水化物や脂肪の多い食事よりタンパク質の多い食事のほうが、同じカロリーを摂取しても、消費カロリーは多くなるということです。
この食事誘発性熱産生は、一日に消費される総エネルギーの約10%もあると言われています。
その部分を多くすることで、消費エネルギーに多くの影響を与えることがわかるでしょう。
いい体を維持するためにも、食事誘発性熱産生を理解して、タンパク質の多い食事を意識しておきたいですね。
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