広背筋のトレーニングとしておすすめのベントオーバーロウ。
バーベルがあるならトレーニングしておきたい種目です。
ベントオーバーローイングは、通常オーバーグリップ(順手)で握ります。
ところがジムでは、リバースグリップ(逆手)でトレーニングしている人も見かけます。
私も、オーバーグリップでする時もありますし、リバースグリップで行うときもあります。
一体どちらがいいのでしょうか?
そこで、リバースグリップベントオーバーロウでトレーニングする理由を紹介いたします。
リバースグリップベントオーバーロウで筋トレする理由
リバースグリップでベントオーバーロウを行う理由は、2つあると思います。
- 広背筋の刺激する部分を変える
- 広背筋への刺激を変える
です。
広背筋の刺激する部分を変える
オーバーグリップでのベントオーバーロウは、肘が開きます。
広背筋の上部や中部に効きやすくなります。
リバースグリップで握ると、肘が閉じた状態になります。
そのことにより、広背筋の下部に効きやすくなります。
このように、握り方を変えることで、広背筋の効く場所が変わってきます。
広背筋のどこの部分を重点的に鍛えたいか?で使い分けることができます。
広背筋への刺激を変える
これは他のトレーニングにもいえることですが
- 手幅を変える
- 握り方を変える
ことによって、同じトレーニングでも、効く場所が違ったり、効き方が違ってきます。
筋肉は同じ刺激だと、それに慣れてしまって、発達しにくくなります。
筋肉が感じるストレスに対応しようとして、筋肉が発達するのです。
同じ刺激だと、そのストレスに適応してしまうのです。
そのため、
- 重量を変える
- 種目を変える
- スピードを変える
- 順番を変える
などで、刺激に変化を与えます。
握り方を変えるのは、その手段の一つなのです。
リバースグリップで行うベントオーバーロウの方がいいわけではない
- リバースグリップ
- オーバーグリップ
で行うベントオーバーロウは、どちらがいいというわけではありません。
どちらも行っていくほうがいいのです。
それは
- 鍛える場所を変える
- 与える刺激を変える
ためには、両方行っていくほうがいいでしょう。
普段オーバーグリップばかりでトレーニングしている人は、リバースグリップも取り入れてみてください。
スミスマシンによるオーバーグリップ・リバースグリップ両方のベントオーバーロウ動画