スポーツで必要になる瞬発力やジャンプ力を鍛えるトレーニングとして、取り入れておきたい種目がスナッチです。
- 股関節
- 膝関節
- 足関節
を一気に伸ばす力を利用して、バーベルを床から頭上まで挙げていく種目です。
爆発的な力の瞬発力をつけるには、必須のトレーニングですが、このトレーニングはバーベルが必要です。
しかし自宅にバーベルがなくて、トレーニングできないという方もいるでしょう。
そこでおすすめなのが
- ダンベルスナッチ
です。
ダンベルがあればトレーニングできますので、自宅でもできます。
ダンベルスナッチには、様々なやり方がありますので、
- ダンベルスナッチのやり方
を紹介していきます。
ダンベルスナッチのやり方と様々なフォームの違い
ダンベルスナッチといっても、バーベルスナッチと同じように、様々なやり方があります。
- ダンベルスクワットスナッチ
- ダンベルパワースナッチ
- ダンベルハングスナッチ
- ダンベルハングパワースナッチ
などです。
ダンベルスクワットスナッチ
ダンベルスナッチの中でも、最も動きの大きなものになります。
そのため多くの筋肉が使われる分、難易度が高いトレーニングになります。
- 足を肩幅よりも少し広く開き、膝と股関節を曲げて床においてあるダンベルを持ちます。
- ジャンプするように足関節・膝関節・股関節を一気に伸展させて、その力を使ってダンベルを頭上まで上げます。
- 頭上まで上がったダンベルを膝を曲げながらキャッチします。
- ダンベルオーバーヘッドスクワットのような形で、しゃがみ込んでから立ち上がります。
- 床にダンベルを下ろします。
- これを繰り返していきます。
ダンベルパワースナッチ
スクワットスナッチと違うところは、キャッチのときにしゃがみ込まないことです。
膝が90度以上曲げずに、高い位置でキャッチします。
しゃがみ込まないので、連続して爆発的な瞬発力を鍛えるトレーニングが可能になります。
ダンベルハングスナッチ
ダンベルを膝上のハングに位置してからの、ダンベルスナッチになります。
床からのダンベルスナッチに比べて、腰への負担が少なくなります。
腰に不安を抱える人は、ハングからのスナッチがおすすめです。
ハングからですので、上半身への負荷が高まります。
ダンベルハングパワースナッチ
ハングからスタートして、キャッチは高い位置でキャッチします。
動きが少ないので、初心者は、このダンベルハングパワースナッチで、動きを学ぶのがおすすめです。
動きは小さいのですが、瞬発力を鍛えることはできます。
怪我をしたくないスポーツ選手におすすめです。
ダンベルスナッチでスポーツに必要な爆発力をつける
ダンベルスナッチは、自宅でもできるスポーツに必要な
- 瞬発力
- ジャンプ力
を鍛えるのにおすすめのトレーニングです。
バーベルのような高重量は使えませんが、片手でダンベルを持ってスナッチを行うため
- バランスを取る必要がある
というのが、バーベルと大きく違うところです。
そのため体幹が鍛えられ、バランスを取るために他の筋肉も同時に鍛えられます。
スポーツでは、バランスを取りながら動作するため、より実践的なトレーニングになるということです。
ぜひ取り入れてみてください。