チンニングやデッドリフトなどの背中のトレーニングに欠かせないリストストラップ。
- 握力が先に限界を迎えないようにして背中を限界まで追い込む
- 前腕筋などの筋肉の参加を減らしてターゲットの背中の筋肉への負荷を高める
ために必需品と言っていいでしょう。
- リストストラップを使うと握力がつかない
という人もいますが、握力や前腕筋を鍛えるのは、それ専用のトレーニングをすればいいだけです。
私も、背中のトレーニングのときは使うようにしています。
そんなオススメのリストストラップですが
- リストストラップが滑る
という人がいます。
そこで、リストストラップが滑る原因と対応方法を紹介いたします。
リストストラップが滑る原因と対応方法
しっかりと巻きつけられていない
リストストラップが滑る原因で一番大きいのが、しっかり巻き付けられていないことにあると思います。
- 一重巻きになっている
- 巻いたあとに締め付けていない
- 手首から離れた位置でバーに巻いている
というのが原因です。
面倒だから一重巻きにしてしまいがちですが、摩擦が起きる面積が広い二重巻きにしておきます。
二重巻きにしたら、最後に手でリストストラップを回して締め付ける事が重要です。
この作業によって、バーにしっかりとリストストラップが巻き付くことになります。
また、この締め付ける作業のときに、できるだけ手首とバーまでのリストストラップの距離を、短くしておくようにします。
このことで、バーが回ってリストストラップが緩むのを、指で防ぐことができます。
素材が滑りやすいものを使っている
しっかりと締め付けることで、リストストラップが滑るのは、ほとんど防ぐことができます。
しかし、どうしても滑るという場合は、リストストラップの素材を変えることをおすすめします。
ナイロンは安価で多くの人が使っているリストストラップだと思います。
しかし、ナイロンは滑りやすい素材です。
レザー(革)にすることで、滑りにくくなります。
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しかし、レザーは頻繁にはあらえないというデメリットがあります。
トレーニング中は汗をかくため、リストストラップは汗臭くなります。
そこでナイロン素材のもので、巻きつける部分に滑り止めゴムが加工されているものがあります。
そちらを使うと洗うこともできますし、通常のナイロンよりも滑りにくいでしょう。
滑り止め付きリストストラップを購入するならこちらがオススメ
リストストラップはしっかり締め付けるのがポイント
リストストラップが滑るのは、多くの場合、締め付けが甘いことが原因です。
面倒かもしれませんが
- 二重巻にする
- 巻いたあとに締め付ける
ことで、よほどの高重量でなければ滑ることはないでしょう。
滑ると落下して危険なことにもなりますので、しっかりと締め付けるようにしましょう。