先日、こちらの本
を読んでいたら、体を歪ませないための治したいクセが7つ紹介されていました。
体の歪みによって、さまざまな痛みや不調が引き起こされます。
腰痛はもちろん肩こりや膝痛など、多くの体の不調を作り出しています。
整体などで歪んだ体を矯正することも大切なことです。
しかしその歪みを起こさせないことが最も大切なことです。
体の歪みを起こさせるのは、姿勢や生活習慣です。
に紹介されていた7つのクセを紹介いたします。
1.片足に体重をかけて立つ
無意識のうちにやってしまうことですので、仕方がないことです。
しかし、意識しておくことで、片足に体重をかけて立っている時に気が付きます。
気がついたら、真っ直ぐ立つために、
- 一度つま先立ちをして、そのまま踵を下ろす
と真っ直ぐ立てます。
2.足を組む
無意識のうちに、常に同じ脚を組んでいると思います。
交互に組み直すこともいいかもしれませんが、一番いいのは組まないことです。
両足を下におろし、足が膝より前に出ると、骨盤が後傾して腰が丸くなってしまいますので、
- 足を膝の真下に
- 足を膝より後ろ
にして座るようにしましょう。
3.スマホを長時間使用する
スマホを使用すること自体は問題ではなく、その姿勢が問題になってきます。
スマホを使用するときは、ほとんどの方が
- 下を向いている
- 頭の位置が体より前に出ている
状態になっています。
この姿勢は
- 首
- 肩
- 背中
に最も負担のかかる姿勢となります。
スマホの長時間使用は、首の湾曲が少なくなるストレートネックの原因の一つといわれています。
できれば、
- 目の高さにスマホを上げて下を向かなくていい姿勢
で使いましょう。
4.同じ手でカバンを持つ
意識をしていないと、ほとんどの場合は、利き手だけでカバンを持ち続けてしまうでしょう。
そのため片方に引っ張られる形となり、それを修正するために、片側の筋肉に負担がかかるようになります。
それが続くことによって、体は歪んでくることになります。
- 時々反対の手で持つ
- リュックを利用する
するといいでしょう。
5.ノートパソコンを長時間使用する
これも、スマホと同じような
- 下を向く姿勢が長時間続く
という理由から、首や肩などに負担がかかったり、ストレートネックを引き起こしたりします。
できれば、
- 目線の高さになるように、椅子の高さを調整
- デスクトップパソコンを使用
して、対応していきましょう。
6.腰が丸まった状態で長時間座る
腰痛の人の特徴の一つとして、
- 椅子にずり落ちたような形で、骨盤が後傾した座り方をする
というのがあります。
仙骨部分が椅子に当たることから、
- 仙骨座り
ともいわれていますが、この座り方では腰のS字のカーブを維持することができません。
腰に大きな負担がかかります。
本人は楽して座っているように感じていますが、腰は悲鳴を上げている状態です。
それを長時間続けると、腰痛になって当然でしょう。
- 骨盤の一番下の坐骨部分が当たるようにして座り、腰のS字の湾曲を維持して座る
ようにしましょう。
7.柔らかすぎるベッド
寝る時の姿勢は、
- 真っすぐ立った時のような背骨がS字になる形
が理想だといわれています。
しかし、柔らかい沈み込むようなマットの上に寝てしまうと、重い腰の部分が沈んでしまい、腰のS字が無くなってしまいます。
寝ているときというのは、寝返りを打って体の歪みを無意識のうちに自分で矯正しています。
しかし柔らかい敷布団ですと、寝返りをうつことができず、体の歪みが矯正できません。
体の歪みが蓄積していくことになります。
- 体の重みを支えられる、固めのマットを選ぶ
ようにしましょう。
体の歪みはできてしまう
このように、体の歪みを作らないようにすることは、さまざまなことに注意しないといけません。
細かいことを言い出すと、全部やるというのはとうてい無理でしょう。
- どうやったら体が歪まないか?
ということも大切ですが、
- 骨というのは、毎日少しずつずれてくるもの
と割りきって、
- いかに早く元に戻すか?
ということも大切です。
体や筋肉が疲れていると、歪んだ体を元に戻す治癒力も落ちてきます。
月に1回は松下整体で、体のメンテナンスをすることで、体の歪みを矯正するようにしましょう。