田舎では、空き家が問題になっています。
愛南町でも高校を卒業すれば、愛南町以外の地域に行く人がほとんどです。
愛南町から出ていくのですが、両親は愛南町に住んでいます。
両親が亡くなると、自然と空き家になります。
老人が多いため、今後空き家が増えるのは目に見えていることです。
愛媛県は今現在、空き家率全国5位になっていて、今後さらに空き家が増えていくことになるでしょう。
四国四県は空き家率高いですね。古い安い物件は、不動産屋さんの手数料が少ないので、積極的に仲介しません。古い物件が放置される原因の1つ。手数料の上限を撤廃してもいいのでは? 全国トップは山梨県! 空き家問題の深刻度 https://t.co/4OzMDSrRSm #スマートニュース
— 松下 一生 (@issei39) 2016年10月9日
数を把握しているわけではありませんが、愛南町には、相当な数の空き家があるはずです。
- 愛南町以外のところに移り住んで空き家になった
- 両親が住んでいたが亡くなってしまった
- 古くなって別の家に移り住んだ
などの理由で、空き家は増え続けているでしょう。
しかし、不動産屋さんに行ってみると、売り物件は、あまり出ていません。
その理由の一つに
- 空き家をどうしたらいいかがわからない
というのがあるでしょう。
空き家になることでご近所さんに迷惑がかかる
空き家になると、台風や水害などの災害時には、周囲に迷惑をかけるようになります。
しかし遠くに住んでいれば、なかなか対応はできず、長期間ご近所さんへ迷惑をかけることになるでしょう。
放火による火災も起きやすくなります。
周囲の家に延焼すれば、損害賠償請求されることになります。
当然火災保険は掛けていないでしょうから、そのリスクに対応できない人も多いのではないでしょうか?
しかしそれらの空き家を、田舎に帰って処分する時間やお金がないという人も多いと思います。
自治体や不動産屋さんに相談してみる
物件の価値が落ちない間に、不動産屋さんに売却や賃貸の相談をしてみるのも、一つの方法だと思います。
愛媛県では、
のサイトを運営して、空き家の売買や入居の斡旋をしたり、県外から移住してくる子育て世代が、購入した住宅の改修費用や家財道具の搬出などの費用に対して、市町が交付する補助金の一部を支援したりしています。
古くて安い物件は力を入れない
問題は、古くて安い物件は手数料が安いため、不動産屋さんも動きにくいのです。
300万円の家も1500万円の家も、売買する手間は、あまり変わりません。
手間は変わらないけど、収入となる手数料は、4倍近くも違ってくるわけです。
手間やリスクは大きく変わらないなら、金額の大きい物件に力を入れて、小さい物件には力を入れないのは当然のことです。
古くて安い家を買いたい人もいる
しかし、安い物件が出ていれば、それを好んで購入する投資家さんもいます。
目につけば、ドンドン購入していきます。
まずは、そんな投資家さんの目に入るようにするためにも、表に出していくことが大切です。
とりあえず、不動産屋さんに相談することですね。
解体工事経費への補助
愛南町では、不良住宅や空き家の除却に係る経費の一部を補助(上限80万円)を行っています。
詳しいことは、自治体や、不動産屋さんが情報を持っていると思いますので、一度相談に行ってみるといいかもしれませんね。