やることリストの中から、重要で大変なことからやっていくことです。
仕事をする時に、やることリストを作っている人は多いと思います。
細かくしなければいけない作業を書き出して、終わったら消していきます。
ワーキングメモリーに負担をかけることなく、作業に集中できますので、やることリストは非常に有効な方法だと思います。
あれをして、これをして、と覚える必要がなく、必要な作業を忘れることなく、集中することができます。
実行していく順番がやる気に影響を与える
そのやることリストですが、それを実行していく順番が、やる気や集中力に大きな影響を与えます。
これには正解はないと思いますが、まずは重要なことから始めていくのがいいでしょう。
先に重要でないことに時間を使って、重要な事ができなくなってしまうと、仕事の効率や成果は低いものになります。
もし一番重要な事しかできなくて、他のことは一切出来なかったとしても、それは最高の成果を上げたことになるでしょう。
重要度が同じなら大変なものからやる
重要度が同じであれば、
- 嫌だな
- 大変だな
と感じるものから実行していきます。
なぜ、そのようなものからやっていくかというと、人は大変だと思うことはやりたがらないからです。
大変なことは後回しにするともっと大変になる
大変なことを後回しにすると、ストレスが大きくなっていきます。
後回しにすると、実際の仕事以上にストレスが大きくなるわけです。
ストレスが大きくなると、その作業に取り掛かるのが難しくなります。
取り掛かるのが難しいと感じだすと、また後回しにして、さらに大きなストレスへと変わっていきます。
結局、やらずに終わってしまうことになります。
感じている量やストレスが大きくなる
夏休みの宿題も後回しにすると、夏休み後半になると、残りの日数に対して量が多くなり、手を付けづらくなります。
夏休みの宿題の量は変わっていないのに、感じている量やストレスは大きくなっていきます。
さらに後回しにして、結局最後の日に泣きながら宿題をすることになります。
やってみると意外と楽
感じているストレスと、実際の仕事はイコールではありません。
経験があると思いますが、やりたくないなあとストレスに感じていた仕事が、やってみると意外と楽だったというのは、よくあることです。
「早くやっとけばよかった」
ということです。
簡単な仕事からして勢いをつける方法もある
- 簡単な仕事を先にして、仕事に勢いをつけてやる
という方法もあります。
勢いがついた状態で、大変だなあと思うような仕事も、その勢いで片付けていきます。
正解はないと思いますが、
「後回しにして重要な仕事ができなかった」
というのが多い人は、重要で大変な仕事を先にする方法が、いいかもしれませんね。